Coronetta(コロネッタ)/三田

『どの駅からも遠い 陸の孤島のイタリア料理店』 という自虐的なキャッチコピーが印象的なお店。ラーメン二郎三田本店のもう少し西の内陸部、晴山の向かいに位置します。
カウンター7席・テーブル席12席の小さなお店。当店の自慢は内臓料理と手打ちパスタ。『リカッリエミステ(モツの冷菜5種盛り合わせ)』『テスティーナ ディ チンギアーレ 猪の頭のテリーヌ』『東京軍鶏と白レバーのラグーソース 手打ちピチ』など旨そうな料理名が黒板に並びます。
是非とも内臓料理を試したかったのでランチコースをお願いしたのですが、ランチコースは予約のみでの受付とのこと。それでは最も内臓料理に近い『若どりモツのクリームソーススパゲッティ』を注文。大盛り無料でサラダとパン、ドルチェ、カフェも付いて1,200円。
サラダが山盛りで嬉しくなる。ここのところ葉物野菜の価格が高止まりしているので、セットのランチがこんなに気前が良いのは嬉しい限り。
若どりモツのクリームソーススパゲッティ。ありゃりゃ、ランチは乾麺だったのね。勝手に手打ちパスタを期待していただけに拍子抜け。モツはその日仕入れた新鮮なものであり、日によって内容は異なります。この日は砂肝にレバーかなあ。
パンは自家製ですがほんの一切れ。ソースを拭って食べるために用いてしまい、パンそのものの味わいは判定することができず。
小さなドルチェはパンナコッタ。正統派の味わいであり、エスプレッソと合わせて心地よい溜息をつく。
あまり下調べせずにランチに飛び込んでしまい、『内臓料理と手打ちパスタ』を堪能することはできなかったため、今回は意見差し控え。次回はアラカルトで訪れて、それこそ『内臓料理と手打ちパスタ』を注文してみようと思います。


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イタリア料理屋ではあっと驚く独創的な料理に出遭うことは少ないですが、安定して美味しくそんなに高くないことが多いのが嬉しい。
十年近く愛読している本です。ホームパーティがあれば常にこの本に立ち返る。前菜からドルチェまで最大公約数的な技術が網羅されており、これをなぞれば体面は保てます。

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