香港みどころまとめ


香港飲食店まとめ」という記事で記した通り、今回の香港旅行は飲食店巡りが中心でした。それでも空き時間にいくつかの観光地を巡ったので、印象に残ったポイントを記録のためにまとめておきます。


■バニラエア/成田第3ターミナル
なんだかんだでしょっちゅう使っています、バニラエア。前回はANAのマイルでの利用でしたが、今回はきちんとお金を支払いました。それでもセールで片道1万円以下。名古屋へ行くよりも安くつきます。1,000円を追加して最前列を指定すれば、FSC(フルサービスキャリア。ANAやJALなどの普通の航空会社)のエコノミーと快適さは全く変わりません。


■SIMフリースマホ
今さらですがSIMフリーの威力」という記事で熱弁しましたが、やはりSIMフリースマホは便利です。
今回は事前に日本のAmazonでSIMカードを買い求め、日本からSIMカードを挿していきました。4日間データ通信量無制限かつ80分の無料通話がついて590円!香港に着陸した瞬間からネットに繋がります。なんて便利な世の中になったんだ。


■トラム/香港島
海外でもなるたけ公共交通機関に乗る主義。やはりレールのついた乗り物に乗らないと、イマイチ土地勘を養うことができないのです。トラムは香港島を東西にのんびり走る乗り物で、1乗車あたり30円程度です。
しかもこの日は無料開放デー。香港の地下鉄は大江戸線のように深いため、1~2駅の移動であれば地上のトラムに乗っちゃったほうが早いことも多いです。


■ハッピーバレー競馬場/跑馬地
イギリス統治下において娯楽と社交の場として発展した競馬場。ここハッピーバレーは主に水曜日にナイトレースが開催されます。入場料は150円ほど。
生ビールを売る屋台が軒を連ねる様は、さながらオクトーバーフェストのよう。ギャンブルに興じるというよりも、皆、会社帰りにビアガーデンで1杯やりにくる感覚で利用しています。
パドックでは呼吸が聞こえてくるほどの近さに馬が。私は賭け事が苦手(というかすぐに期待値を考えてしまう)なので見ているだけでしたが、酒好きのギャンブル狂には堪らない状況でしょう。


■ミニバス
西貢へ行く際に利用しました。香港のミニバスは自治体が運営しているわけではなく、運転手が政府から営業許可を得た個人営業車だったりします。そのため内装や運賃なども運転手が自由に決めて良いそうな。明確な時刻表もなく、待っていたらそのうち来るというスタイル。


■西貢(サイコン、Sai Kung)
「香港のリゾート地。マリンスポーツや海鮮料理を楽しむならココ」との紹介だったのですが、鄙びた漁村という印象しかありません。
いくら海産物で有名だったとしても、このような加工方法を目の当たりにするとちょっとアレです。時間の限られた観光客はわざわざ訪問する必要は無いでしょう。


■金魚街/旺角
香港の人は縁起かつぎのためによく金魚を買います。それら金魚グッズ販売を生業とするショップが集まる通りが通菜街(Tung Choi Street)、通称「金魚街」です。
ビニール袋に詰め込まれた金魚が連続的に街を埋め尽くし幻想的。観光地として価値があるかどうかはさておき、フォトジェニックであることは確かなので、インスタ女子は是非どうぞ。
ところでこのあたり、旺角と呼ばれるエリアなのですが、東京で言うところの上野のように混沌とした雰囲気を持っており、妙な活気に溢れています。全く景色がキレイではない連絡通路のような場所でピクニックをする人々。


■重慶大厦(チョンキンマンション)/尖沙咀
バックパッカーの聖地と言えばバンコクのカオサン通りとココ、重慶大厦(チョンキンマンション)。増築に増築を重ねて迷路のように入り組んだ17階建のビルの5棟。様々な映画のロケ地として取り上げられるほど有名な建物です。
香港は新旧が混在する街なので、思ったほどクレカ文化が進んでおらず現金もそれなりに入用となります。そこで利用価値が高いのは重慶大厦の両替店。例えば1万円を両替する場合、日本の空港であれば600ドル、香港の空港であれば650ドル程度にしかならないのですが、重慶大厦であれば700ドル近くにもなるのです。基本的に建物の入口に近くアクセスのし易い店舗はレートが悪く、建物の奥に行けば行くほどレートが良くなります。


■足藝舎(Rendezous)/尖沙咀
足ツボマッサージ。ネットの情報を総合すると、当店が最も評判が良かったような気がします。尖沙咀駅徒歩5分。雑居ビルの8階です。159ドル(2千円チョイ)で40分の足ツボタイム。
バンコクで味わった足ツボよりも暴力的なマッサージでした。指で押さえるだけでなく、グーパンチでガンガン殴ってきたり、膝で体重かけて押してきたりもします。骨粗鬆症の人であれば骨折の恐れがあるレベル。

私は足の裏は全く痛みを感じず気持ちが良い。他方、指先や指の付け根、足の甲には鋭い痛みを感じました。施術者より「リラックス!」などと怒られましたが、この状況この痛みを感じながらリラックスできる生物はサバンナでは生きていけないでしょう。




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