今回の訪タイで取り上げたお店は当記事下部にある目次の通りですが、個別記事を作成しないながらも記録には留めておきたいお店をまとめました。
■ロビンフッド(The Robin Hood Pub Bangkok)/プロンポン(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560115/56001771/
いわゆるHUB的なパブです。お客は欧米人がほとんどであり、欧米のスポーツ番組を見ながら賑やかにビールを傾ける。ハッピーアワーであれば300円弱で飲むことができリーズナブル。上階のビリヤードコーナーも大盛況であり、その賑わいはバンコクにいることを忘れさせるほど。
■フードストリート(Food Street)/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001764/
CW Tower地階にあるフードコートです。かなり巨大なフードコートであり、タイだけに留まらずアジア全域の料理を楽しむことができます。最初にキャッシャーでスイカ的なカードを買い、そこから引き落として精算する仕組み。
私は無難にガパオを食す。45バーツと、屋台とそうかわらない値段です。それでいて全体的に清潔感に溢れているので、屋台メシは食べたいけれど衛生面が、、、という方にピッタリのお店でしょう。
■エスオー・アセアン(SO asean Cafe & Restaurant)/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001765/
アセアン料理屋という視点が広いお店。なるほど確かにタイ料理に留まらず、ベトナム、シンガポール、インドネシアなどなど幅広い料理を取り扱っています。
パッタイを注文したのですが、どうにもケチャップ和え麺のような味わいで、妙に甘く人工的な風味を感じてしまい好きじゃありません。ただしメニューは豊富なので、たまたま運が悪かっただけかも。何より清潔なので、安心して食事を楽しむことができます。
■ ベンジャロン(Benjarong)/シーロム(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560104/56000172/
デュシタニホテルのメインダイニング。伝統的なタイ料理をホテルクオリティで仕上げてくるお店。店内は白人しかおらず、なんとも不思議な空間です。
パッタイを注文。税サ込みで驚きの553バーツ(1,700円)。そこらへんのお店の実に10倍です。確かに美味しく上品なのですが、10倍の感動はありませんでした。夜にきちんとコースで食べたらまた印象は違うのかな。
■スクィーズ(SQUEEZE by Tipco)/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001774/
南国のフルーツたちをスムージー化してくれるお店です。ポップな店内は掃除が行き届いており極めて清潔。きちんと管理された果物たちも瑞々しく美味しそう。
マンゴースムージーを注文したのですが大容量サイズ、かつ、マンゴーの味が濃く、大変満足した1杯でした。
■七星ラーメン(Nanase Ramen)プロンポン(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560114/56001772/
駐妻との密会の〆のラーメンとしてお邪魔しました。
驚くほど美味しい。これはタイとか海外とか抜きにして、日本で勝負したとしてもかなりのレベルなのではないでしょうか?ちなみに本店は千葉とのこと。この1杯をたったの80バーツ(250円)で食べることができるのは奇跡でしかありません。シンガポールの1杯2,000円の一風堂は反省するように。
■すえひろ(Suehiro Japanese Restaurant) /シーロム(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560104/56001766/
「びっくりするほど旨いマグロ丼屋がある」とお連れ頂きました。
中トロ丼が400バーツ(1,300円)。バンコクでのランチとしては高めですが、その金額を支払う価値は充分にあります。ウソだろと思うほどマグロが旨い。何でも近海マグロの非冷凍ものを使っているらしく、マグロの質そのものが非常に高かった。
同じレベルのものを築地で食べたとしても2,000円はくだらないでしょう。バンコクの和食レベルは恐ろしく高いと体感したランチでした。
■カオマンガイ・タイ・サワディ(KHAO MAN KAI THAI SAWATDI)/メークロン(バンコク郊外)
https://tabelog.com/thailand/A5621/A562130/56001773/
メークロン市場を訪れた際に偶然立ち寄ったお店。観光地ではあるものの、客はみな地元の人々のように見えたので、費用対効果は間違いないでしょう。
カオマンガイが40バーツ。普通に美味しく、ややもすると
ピンクのカオマンガイよりもレベルが高いかもしれません。郊外の何でもない店でこれだけ美味しい料理を120円で食べることができるだなんて、なんて素敵な国なのでしょう。住みたくなってきた。
■プアンゲーオ(Puangkeaw)/アソーク(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560113/56000509/
客のほぼ全てが日本人。ソムタムこそは辛いですが、全般的にマイルドな味わいであり、日本人を始めとした外国人にも受け入れ易いです。
驚くべきはその費用対効果。それなりに飲んで食べてひとり2,000円を切りました。屋台メシにはかなわないものの、きちんとしたレストランでこの値付けは驚異的。タイ料理入門編として丁度良いお店です。
■PunThai Coffee/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001788/
タイ料理専門店と思いきや、アジア全域の料理を取り扱っており、ややもするとスパゲッティなどもあったりします。しかもそのパスタには塩ジャケのようなものがのっかっており、やや創作料理気味。
私は無難にフライドチキンのスパイシーサラダ的なものを頂きましたが、チキンの味こそはいいものの、味付けがとんでもなく辛く汗がとまりません。もちろんスパイシーでない料理もあるのでメニュー次第ですが、辛味が苦手な方は注意しましょう。
■ティムホーワン(TIM HO WAN)/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001789/
香港の三ツ星レストラン龍景軒の料理人が独立して開業した点心専門店のバンコク支店。ASEAN諸国の同支店はどこも長蛇の列ですが、バンコクの当店はガラガラです。
6~7品注文しましたが、お気に入りは蓮の葉で蒸されたおこわ。1合はあるんじゃないかという圧巻のボリュームに香り高いシイタケと豚肉。おなかいっぱい食べて1,000円と少しです。
■カボチャ寿司(KABOCHA SUSHI)/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001801/
入居するショッピングモール「The Street」には寿司屋が4~5店もあるのですが、当店が最も高価格路線です。
丼もので最高値はウニ丼の1,500バーツ(5,000円弱)なのですが、さすがにウニばっかり食べても飽きるだろうと判断し、次にお高い小樽丼(1,200バーツ≒4,000円弱)を注文。
食べて驚き、普通に美味しいです。築地あたりの海鮮丼屋と比べても遜色ないレベル。特にサーモンが美味しく、サーモン丼などがもっとも費用対効果が高いかもしれません。
■トマトヌードル(Tomato Noodle)/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001802/
ショッピングモール「The Street」の4階飲食店街にある自称ラーメン屋。 スペシャリテはトマトラーメンであり、他にもカレーや牛丼、カツ丼など日本のB級グルメが百花繚乱。
トマトヌードル。「デラックス」をオーダーしてトッピングを追加してもらいました。
スープはトマトの風味が強くミネストローネのような味覚で悪くありません。ただし麺の茹で具合が頂点を過ぎており、小麦そのものの味わいもイマイチ。チャーシューは長期間冷凍されていたのか、肉の臭みが全面に出ています。玉子はちょうど良い半熟具合ではありますが、味玉ではなくシンプルなゆで卵でした。
セットのチャーシュー丼。ゴハンこそはグズグズでイマイチですが、チャーシューは、その肉と脂のバランス、味付けの濃さのバランスが取れており、中々美味しかった。
合計で1,000円を超えました。ぐぬぬ、これは高い。東京の有名店でも1,000円でおつりが来ることを考えると費用対効果は極めて悪いです。日本人観光客がわざわざ足を向けるという感じのお店ではなさそうです。
■Blu Fah/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001813/
CW Tower 2階にあるテイクアウト専門のスムージー屋。新鮮な果物を目の前でカットし、そのまま氷と共にミキサーにかけてできあがりです。
パッションフルーツのスムージーを注文。東京だと高級なフルーツですが、当店では気前良くザブザブとミキサーに投入してくれます。
芳醇な南の国の味わいに適度な酸味が加わり実に美味しい。それでいて150円かそこらなのだから堪らない。東京だと700円で提供できそうなレベルの味わいです。これは通い詰めてしまいそうだ。
■隠れ家 離れ/トンロー(バンコク)
いわゆる日本の居酒屋です。メニューのバリエーションが豊かであり、洋の東西を問わず様々な料理を楽しむことができます。
味わいは日本のチェーンの居酒屋レベル。飲み物の値付けがやや高く、普通に飲み食いすれば日本とほぼ変わらないお会計となってしまいます。日本から来た観光客があえて行くようなお店ではなく、在タイ日本人向けのお店でしょう。
■Tummour/ラチャダー(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560117/56001864/
ショッピングモール「The Street」の4階飲食店街にあるタイ料理屋。なかなかスタイリッシュな店構えですが、英語を始めとする外国語は一切通じないのでご注意を。4階飲食店街においては最も混雑しているお店でしょう。
指差し会話でなんとか注文できたのがパッタイの玉子のせのようなもの。味付けは甘味が強く、また、ケチャップのような風味が前面に出ており、一風変わった味覚です。辛さもそれなりに強く、食べていると汗が噴出すレベル。
今回はひとり1品での注文でしたが、大勢で訪れてアレコレ注文してみんなでツマムスタイルだと、もっと当店の良さが見えたかもしれません。
■酒の店/タニヤ(バンコク)
タニヤ通りに面した純ジャパニーズ居酒屋。内装もメニューも日本そのものであり、今自分はどこにいるのかわからなくなってしまいます。
ランチでシメサバとカマスの炙り定食を注文。変な言い方ですが、普通に美味しいです。自動的に付随する豚汁などは具沢山で豚の旨味も出ており美味。値段お会計は1,000円と、これまた普通であり、日本の居酒屋をそのまま移植したような面白さがあります。今度は夜にお邪魔してみたいと思います。
■all mango/タニヤ(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560104/56001867/
タニヤ通りにあるマンゴー専門のジュースバー。トッピングにヨーグルトやらイチゴやらココナッツやら色々ありますが、全ての飲料のベースはマンゴーです。
ヨーグルトとマンゴースムージーのあいの子を注文しました。200円と少しです。ヨーグルトはいわゆる市販の飲むヨーグルトの風味。値段の割にマンゴーそのものの味が濃くの見ごたえがあります。スムージーだけでなく、ゴロゴロとマンゴーの果肉をトッピングしてくれるのも嬉しい。マンゴー好きにはたまらないオヤツです。
■Misato (味里) /タニヤ(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560104/56000532/
クラウンプラザの隣(?)にあるビルにある日本料理屋です。天ぷらやトンカツ推しの揚物原理主義なお店です。
天ぷらはかき揚げが美味。その他の天ぷらも変な言い方ですが普通の居酒屋の天ぷらです。トンカツは特大サイズが1,200円程度と日本で食べるよりも割安かつ旨い。
特に暴飲暴食したわけではありませんが、お会計は4人で5万円。バンコクでの外食としてはトップクラスの価格帯のお店です。
■ロイヤルシルクラウンジ(Royal Silk Lounge)/スワンナプーム(バンコク)
https://tabelog.com/thailand/A5601/A560122/56000204/
タイ国際航空のラウンジです。スターアライアンス系の上級会員も無料で利用できます。
海外のラウンジにしては食べ物が充実しています。中華まんも用意されており日本人が食べ易い料理が揃っています。この日はおかゆのサービスがありました。バンコク市内の屋台のお粥と同等の味わいであり結構美味しかったです。
■サニーヒルズ(Sunny Hills、微熱山丘)/シンガポール
https://tabelog.com/singapore/A5501/A550101/55000384/
こちらは番外編。シンガポールから来られた方からお土産に頂きました。台湾に本店を置くパイナップルケーキの名店であり、最近は日本へも進出しています。シンガポール限定のミニトートバッグがカワイイ。
台湾土産の定番と言えばパイナップルケーキですが、ご多分に漏れず衝撃的な甘さであることも定説。しかし当店はそのパイナップルケーキの概念を変えたと評判。
台湾中部で育てられた完熟パイナップルを用いた上品なパイナップルジャムを、これまた上質なビスキュイが包み込みます。甘すぎずパインの深みを湛えた中核を、フランスのバターと日本の小麦粉使って焼かれた生地が実に旨い。
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2017年は延べ1ヶ月ほどバンコクに滞在しました。安くて美味しいタイ料理。在住者に勧められたお店ばかりなので、大きく外すことは無いでしょう。
中級者向けのタイグルメ本。バンコクリピーターやタイ料理マニア、タイ在住日本人のほか、現地のレストランオーナーやフードジャーナリストなど、バンコクを知り尽くしたグルメたちのとっておき情報が満載。グルメに関して言えば観光客向けのガイド本とは比べ物にならない情報量です。オススメ!