北海道豚丼とかち／シーロム（バンコク）

豚丼専門店。注文を受けてから丁寧に一枚づつ焼いていく本格派。その香りが滅多矢鱈に香ばしく、当店の周囲10メートルは豚丼の香りが漂っています。

ランチのセットを注文。豚丼の特盛りにサラダ、みそ汁は豚汁に変更して頂きました。
 サラダは普通に旨い。日本の気のきいた定食屋で食べるそれと同等の味わいです。
豚汁はイマイチ。名が体をあらわしておらず、豚肉の切れ端が1枚入っていただけ。極太のネギは火が通っておらず独特の辛味。豆腐はコンペイトウ程度の大きさです。出汁もきいておらず味噌を溶いただけのような味覚でありガチしょんぼり沈殿丸です。
本命の豚丼。すぐそばの焼き台で炭火で炙られたばかりの香りが食欲を刺激します。火の通りもちょうどよく、ゴハンに比してたっぷりの肉の量も嬉しい。タレは吊るしの焼鳥のタレのような味わいであり、やや甘ったるく粗雑な印象。塩コショウだけの味付けをしたメニューがあれば是非ソチラを注文したいところ。

とは言え異国の地で1,000円かそこらで楽しめる日本料理という意味で、非常に満足したランチでした。


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