沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」の専門店が那覇空港にオープン。開店は2017年5月と新しいお店です。牧志本店は1時間近く並ぶこともありますが、当店はスムーズに流れている印象を受けました。
「ポークたまごおにぎり」とは焼きスパムと薄焼き卵をおにぎりの具材としたもの。沖縄の弁当屋やコンビニで普通に取り扱われていますが、確かに専門店はあまり見ません。
定番の「ポークたまごおにぎり」はある程度作り置きされており注文すればすぐに受け取ることができますが、企画モノのフレーバーは注文後の作業開始です。
スタンダードナンバーの「ポークたまごおにぎり」が最も安く250円。最も高価なのは「島豆腐の厚揚げポークたまごおにぎり」が440円。かなりクライテリアが広いおにぎり屋。その他、セットものだといくらかは割引となるようです。
島豆腐の厚揚げポークたまごおにぎり。トランプサイズの厚揚げが油味噌のソースと共に威勢よく挟まっています。味は想像していた通りの味というか、普通の厚揚げに油味噌をつけた味わいです。
高さがあり、また、終盤は噛み切りづらい味付け海苔に引き込まれてしまうので、非常に食べづらいおにぎりでもあります。美しく食べきることはほぼ不可能なので、初デート初食事などでは避けたほうが良いでしょう。
ポークたまごおにぎり。作りたてでアツアツではあるものの、味わいはコンビニで売られているそれと同じです。米や海苔が旨いわけでもなく、スパムはどこで食べても同じなので、やはり今あなたが想像している味覚と同じでしょう。
決してまずくはありませんが極めて割高ですね。特に「島豆腐の厚揚げポークたまごおにぎり」が440円というのは私の価値観にはそぐわない。440円って、そこそこ美味しくてボリューム満点の島弁当が買える価格ですよ。観光客向けの空港メシと捉えたほうが良いでしょう。
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