AWkitchen5-5/麻布十番


ハイスペック男子のお誕生日会の2次会です。飛び込んだのはAWkitchen5-5。明け方まで開いており価格もそう高くないという、麻布十番としては奇跡のような存在です。
改めてお誕生日おめでとう、と乾杯。「ってか○○さん(私の名)、マジで仕事早いよね。ちょっと企画が持ち上がれば一瞬でそれを実現させる」そう、私は宅配便は確実に一発で受け取るタイプであり、この手のオペレーションはお手の物といったところ。
お通しの洋風(?)冷奴。不味くはありませんが、豆腐を皆でつつきあうというコンセプトはお通しとしてムリがあるように思います。

ところで今夜はアメリカ法曹関係者の集いなのですが、私は「行列のできる法律相談所」程度の法律知識しか持ち合わせておらず、所々この人たちが何を言ってるのかわかりません。しかも私を除くみんなでしょっちゅう旅に出ていたらしく、私は精神的に初メン扱いです。
AW自慢のバーニャカウダ。千円代半ばと当店にしてはトップクラスに高価格ですが、世のイタメシ屋のバーニャカウダに比べると良心的な設定でしょう。これだけの種類の野菜が一同に会すのは外食ならでは。

アメリカねえ。ところでキミさ、ポートランドの素晴らしさについて熱弁してたけど、あんな小汚い街の何がいいわけ?お茶してお買い物するだけの街じゃん。「だから!お茶してお買い物する街なんですよ!僕の女子力なめないで下さい!」と、ヒゲを蓄えたオジサンに熱弁されました。
裏メニューのフレンチフライ。昔はメニューに載っていたのですが、今夜はリストから落ちている。店員にお願いするとすぐに出してくれます。トリュフとニンニクの香りが豊かなホイップバターがたまりません、

「あ、そうだ、12月に『うぶか』の予約が取れたんですが、一緒にどうですか?」嬉しいねえ。こういうサイトを運営していると、予約困難店へのお誘いが次々と舞い込んでくるのです。役得役得。

「今度、金沢食べ歩きツアーしましょうよ!鮨屋を山ほど巡るんです」アゴアシ付きなら喜んで、とネタのつもりで答えたのですが、「『アゴアシ』ってなんですか?金沢はそういう魚の出汁が有名なんですか?」とネタにマジレスされました。『アゴアシ付き』とは業界用語でね、、、と、自らのボケを最初から説明しなければならない屈辱。
「この前バンコクのナーンに行ってましたよね!あそこのカレーは僕も絶品だと思います!」最近私は隔週でバンコクを訪問しているのですが、その頻度でようやくたどり着いたお店だというのに、キミも随分詳しいなあ。
目を惹くミニスカに胸や肩が大きく開いたワンピを着る女の子に忠告。タイは生足文化だから、そんなストッキングはいてると水商売に思われるよ。「バンコク基準で語らないで。ってかそんなにジロジロ見ないで。もうちょっと遠慮しなさい」
「ところでさ、しょっちゅう色んな女の子とデートしてるけど、それぞれどういう関係なわけ?」この手の質問を女の子から受けることが最近多い。まったくみんなどうしてそんな質問ばっかりするのかね。性の悦びを知りやがって。

さて何と回答しようかと思案していると、「ああ、こいつ、インポだから」と横槍が入る。「なるほどね」何がなるほどだ。勝手に納得するんじゃねえ。


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麻布十番はイタリア料理屋も多い。ただし、おっ、と思えるお店は少数です。個人のお店のランチが狙い目ですね。
東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。