ダウンタウンのウィラメット川沿い大通りにある、ギネスブック認定の世界一小さい公園。その小ささたるや直径約60.96センチメートル(2フィート)の円形。もはや公園というよりも盆栽の域です。
■ブードゥードーナッツ(Voodoo Doughnut)/ダウンタウン(ポートランド)
ポートランドで最も人気のあるドーナッツ店。日本進出は秒読み段階。24時間営業ながら行列が絶えることはなく、金曜日の深夜が一番並ぶという前代未聞のドーナッツ屋です。我々は日曜日の9時から並び始めてちょうど1時間待ちでした。詳細は別記事にて。
■スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ(Stumptown Coffee Roasters)/ダウンタウン(ポートランド)
ドーナッツに合わせはサードウェーブコーヒーのビッグ・スリーのうちのひとつの当店の1杯。ビールサーバーを使ってコーヒーを窒素と一緒に注ぎ入れる、アイルランドのギネスのような「ニトロ」にハマりそう。詳細は別記事にて。
■バーンサイド・スケートパーク(Burnside Skatepark)/イーストサイド(ポートランド)
スラム街は言いすぎかもしれませんが、かなり雰囲気の悪い地域です。高架下であり、大声を出しても誰も助けには来てくれないような場所であるため、女子供は近寄らないほうが良いかもしれません。
1993年、地元スケーターたちが無許可で作り上げたパーク。全米のスケーターに知らない人はいないほど有名であり、全米で最も難易度の高いコースのひとつです。映画「パラノイドパーク」の題材にも用いられました。
スケードボードやBMXはもちろんのこと、10歳にも満たない少年がキックボードひとつでピョンピョンと飛び跳ねていたのが印象的。息子の活躍に目を細める父親。ポートランドのDIY文化を象徴として記憶に残った瞬間でした。
■ノンズ・カオマンガイ(Nong's Khao Man Gai)/イーストサイド(ポートランド)
タイの屋台村を切り取ったかのように趣のある店内。タイの大衆食であるカオマンガイがレギュラーサイズで1,000円近くするのは食べる前から割高に感じてしまう。詳細は別記事にて。
■サタデーマーケット(Portland Saturday Market)/ダウンタウン(ポートランド)
ローカルが創る作品を販売するマーケット。「サタデーマーケット」と銘打たれてはいますが、日曜日も開催されています。工芸品だけでなくフードカートも多数出店しているので、ランチとして使うのも良いかもしれません。
やや商魂がたくましすぎる空気があり、地元のみんなでつくる青空市というよりは商売っ気に溢れすぎたマーケットでした。雰囲気としてはハワイ各所のマーケットのほうが好きだなあ。
■ナイキ(NIKE)/ダウンタウン(ポートランド)
ナイキの本社はポートランド郊外のビーバートン(Beaverton)という地域にあるのですが、ダウンタウンにある当店が発祥の地であるらしいです。
3フロアあるのですが、階段での移動を求められるのがナイキらしい。デブは来るなという意味でしょう。エアジョーダンが1から全て展示されており、マニアには堪らない直営店です。
■アルバータ・ストリート(Alberta Street)/ノースイースト(ポートランド)
ダウンタウンの北東5キロにある人気の通り。「地元民のショップやレストランが軒を連ね、ポートランドで最もアツいエリア」と紹介されることが多いのですが、代官山や自由が丘をカジュアルにした雰囲気です。
旅行者にとって極めて不便な立地の割に、東京に無い何かがそこにあるというわけでもないので、忙しい観光客はスキップしても良いでしょう。
■バリスタ(Barista)/ノースイースト(ポートランド)
https://tabelog.com/america/A5905/A590516/59002413/
ショッピングを楽しむ妻を解き放ち、私は独り休憩。スタンプタウン・コーヒー・ロースターズでサードウェーブコーヒーにすっかりハマった私は、当店に飛び込みコールドブルー(Cold Brew)を注文。
今回はニトロではなく水出しの冷やしたコーヒーですが、こちらも繊細な味わいで実に旨い。
■ノブ・ヒル(Nob Hill)/ポートランド
この地域の雰囲気は広尾に酷似しています。街路樹が豊かな品の良い丘に連なる住宅地とセンスのあるお店。
ショップやレストランはもとより、住人や客層、飼い犬に至るまで全てが品位を感じさせる佇まいであり、個人的にはアルバータ・ストリートより全然好き。
■パールディストリクト(Pearl District)/ポートランド
工場や倉庫が集まる地域を再開発したエリア。アーティストのギャラリーやアンティーク家具屋、レストランやショップが立ち並ぶ比較的若者の多い地域です。特にビール醸造所が多く、昨日のBlewCycleはこの辺りを巡るツアーでした。
■パウエルズ(Powell's City of Books)/パールディストリクト(ポートランド)
1ブロック丸々が本屋であり「世界最大規模」と名高い本屋です。
料理書のコーナーが充実しており心躍るのですが、もはや本屋というより観光名所となっているため、大変な混雑でありレジも長く何かを買うにも一苦労です。
ちなみに洋書はサイズが大きいため蔵書数という意味では日本の大型書店のほうが多いのではないかという気がします。
■デシューツ・ブリュワリー(Deschutes Brewery Portland Public House)/パールディストリクト(ポートランド)
https://tabelog.com/america/A5905/A590516/59001834/
オレゴン州で最も有名なブリュワリーであり、全米で販売量第6位のクラフトビール・メーカーです。
レストランとして食事をするには日曜日16時で30分待ちでしたが、バーコーナーは誰でもすぐに入ることができます。最初は空席が見当たりませんでしたが立ち飲みで時間をつぶしていると親切な人が椅子を詰めてくれることでしょう。
サンプラーを2セット注文し、合計12種類のクラフトビールを堪能。IPAはそれほど好きなつもりではなかったのですが、ポートランドでは常に美味しく感じました。気候にあっているのかな。
■アンディーナ(Andina)/パールディストリクト(ポートランド)
日本のガイドブックには載っておらずネット上にも記事を見かけることは無いのですが、地元では大変に人気のペルー料理レストランです。2階建ての大箱であるにも関わらず、予約ナシでは訪問不可であり、各テーブルは2〜3回転しています。詳細は別記事にて。
「不都合な真実に脅えてアラスカへ」シリーズ目次
- <1日目>~シアトル~
- <2日目>~3代目社長山内さんが愛される理由~
- <3~4日目>~メキシコ人ゲストが少ない本当の理由~
- <5日目>~ヘリコプターでメンデンホール氷河遊覧~
- <6日目>~想像を絶する犬ぞり体験~
- <7日目>~グッチ社会主義者な氷河~
- <8日目>~乗船150回目1,600泊の老夫婦~
- <9日目>~カボタージュを奇貨として~
- <10日目>~城島健司の心を掴んだスーパー~
- <11日目>~女子供は近寄らないほうが良いスラム街~
- <12~13日目>~ポートランドってそんなにいいですか?~
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