どの街にも必ずひとつはあるインド料理屋そのものです。天井のディスコライクな照明の存在意義が気に係る。また、店員同士がずうっと無駄話をしているのが異国情緒を掻き立てます。
様々なメニュー構成に目移りしますが、根本的にはカレーの種類を指定すれば、それにナンとライス、サラダ、ドリンクがつくという構成。いずれも1,000円前後とこの立地にしては良心的。
注文前に供されるセットのサラダ。ドレッシングの量が毒々しいですが、覚悟していたほど味は濃くなく、いわゆる普通のセットのサラダです。
セットのドリンクにはバナナラッシーを注文。飲むヨーグルトにバナナのフレーバーが付いたという印象。味わいは今あなたが想像しているそれと大差ないでしょう。
ジェントルマンセットを注文。ありそうでないネーミングの定食です。2種のカレーにライス、ナン、パコダ、タンドリーチキン、サラダ、ラッシーがついて1,300円はお買い得。ナンまたはライスは1回に限り無料でおかわり可能です。
日替わりカレーはキーマナスカレー。茄子が煮込まれているというわけではなく荒々しい存在。挽肉も構成要素として独立している印象で、全体としてまとまりが無いように感じました。
チキンカレー。こちらも鶏肉が独立した味わいであり、欧風カレーのような全ての素材が渾然一体となって迫り来る、という印象に乏しかった。
タンドリーチキンはケンタッキーフライドチキンほどのサイズであり食べ応えがあります。スパイスの香りが食欲をそそり、マイルドな辛味が心地よいランチタイムを演出する。
パコダはインド風のかき揚げ。スライスした野菜などにヒヨコマメ粉の衣をつけ揚げたものです。揚げたてではなく油の浮いたような味覚であり味付けも薄い。こちらは残念賞。
おかわりのナンを食べれば確実に満腹です。電車を乗り継いでまでしてわざわざ訪れるお店というわけではありませんが、それなりに美味しく量も多い。近所にあれば使い勝手の良いお店。今度は夜に飲み会で使ってみようかな。
関連記事
東麻布のお店をまとめました。東麻布は歩いてすぐそこの麻布十番に比べてリーズナブルな佳店が多いですね。
- ラ リューン ←麻布界隈、いやむしろ都内でもトップクラスに好きなお店。クラシックで美味。高くない。
- ラメンサ ←ランチのカレーが絶品。テラス席でビールを飲む幸せ。
- ゑびすや魚店 ←東麻布で100年近く続く魚屋が、魚屋料理とお酒を楽しめる居酒屋を営業
- 旬菜本多 ←リーズナブルな和食。感動は無いけれど満足。ランチが超お得。
- 蘭麻 ←夜は1万円超えの高級店ですが、ランチは1,000円代。追加料金でお願いできるカレーが最高に美味。
- あそこ ←ホリエモンが常連の居酒屋。確かに美味しいんだけど高すぎです。
- ビストロチック ←ランチのパスタが美味しい。店員同士が仲良さそうで微笑ましい。
- Mixology Bar Source 2102 ←コーヒーカクテルが絶品。こんな美味しいカクテル飲んだことありません。
- たこ八 ←徳島の有名店が東京進出。味の印象はありませんが安いです。
- 麻布十番グルメまとめ ←ほぼ毎日、麻布十番で外食しています。その経験をオススメ店と共に大公開!