扇状のメニューが特徴的。グランドメニューは10種ほどで、シーズンメニューが+数種類といったところ。私はシーズンメニューのマンゴーラッシー、連れは一番人気のティラミスを注文。
グラノーラやタピオカなど追加のトッピングは各+100円。
ところで行列の要素としてオペレーションの悪さもあるでしょう。あまり店員の気がきかず、店の奥でダベってる割に呼び止めるまで注文を取りに来ない主義。人気店あるあるです。
制作開始。お皿で削られた氷を受け止めシロップをかけ、さらに氷を受け止めシロップをかけ、を数回繰り返します。味付けに偏りがなく平準化されるのは良いですね。
マンゴーラッシーが着丼。うーん、これで850円かあ。カキ氷としては中の上の味わいですが、しょせんは氷にタレをかけているだけであり、スイーツとしては全然美味しくありません。いわゆる伝統的な普通のカキ氷でありヒネリは無く、これであればアイスモンスターの不思議な食感のほうが食べる楽しさが濃い。
連れのティラミスは輪をかけてイマイチ。確かにティラミス風味ではあるものの、深みや複雑性というものは一切無く、これならコンビニのティラミスを食べたほうがいいです。さらに言うと、居酒屋が麻布十番納涼祭に出店したモノのほうが余程美味しくリーズナブル。
サービス、味、価格、いずれにも満足できませんでした。世界トップクラスのレストランのデザートを食べまくってる私からすると、JKJDが列をなしている話題先行インスタジェニック系スイーツの味覚はスッカスカに感じてしまいます。値段が違うから比べるものじゃない?ノンノン例えばJPHのケーキなんて600円程度ですよ。少なくとも当店のかき氷よりは安い。
味のみで序列をつけるとすると、
きちんとしたレストランのデザート=JPHやピエールエルメなどの本気店>|超えられない壁|>コンビニのハーゲンダッツ=ゴディバのシェイク>サーティワン=アイスモンスター>|超えられない壁|>ガリガリ君=屋台のカキ氷=yelo
といったところでしょうか。もちろん道を知っていることと実際に歩くことは違うので、興味を持たれた方は話のタネに是非どうぞ。
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六本木は難しい街です。おっと思えるリーズナブルな店から、高くてギラギラしてるだけのハリボテのようなお店も多い。私が好きなお店は下記の通りです。
- 龍吟 ←和食というジャンルを超越した存在
- ル ブルギニオン ←質実剛健これが本物のフランス料理
- エディション コウジシモムラ ←スペシャリテの牡蠣が必食
- s`accapau ←最先端でカッコイイ
- ウルフギャング・ステーキハウス ←ランチのハンバーガーが絶品
- 鮨西むら ←六本木の格調高い鮨屋でこの価格は見事
- リストランテ・オステリア ←ワゴンから好きなものを好きなだけ
- RRR bistro ←シャンパーニュ飲むなら絶対ココ
- JEAN-PAUL HEVIN ←デザートに悶絶、食事もしっかり
- ラ スフォリーナ ←六本木のきちんと美味しいイタリアンでこの費用対効果は素晴らしい
- THE MOON ←逆説的ですが、立地が悪すぎる
- ラ ブリアンツァ ←全体を通して気前が良い