TAHITI。青山界隈の感度の良い女性から圧倒的な支持を受けるアジア料理屋。
表参道から西麻布方面へ向かった裏路地に佇む一軒家。決してゴージャスというわけではないのですが、滲み出るセンスの良さが感じられます。
1階はバーコーナー。まるで旅行に来たかのようなインテリアに心躍る。
通して頂いたのは2Fのテーブル席(以上、写真は公式ウェブサイトより)。いかにも業界関係者な客が多く、それを含めてセンス抜群です。
4人でお邪魔したので何の躊躇いもなくボトルを投入。酒屋の倍程度の値付けであり、立地を考えると極めて良心的な価格設定です。
信州牛のパクチーサラダ。パクチーサラダにリンゴで育った信州牛をトッピング。見た目の通りの味わいであり素直に美味しい。お肉もたっぷり。食べ応えのあるサラダです。
エビのすり身揚げに
たっぷりのパクチー。そうそう、当店のパクチーは長野にある自社農園産のものであり、様々な料理にこれでもかと気前良くパクチーを添えてくださいます。パクチーに目が無いOLには堪らない一夜となるでしょう。
18世紀にシャトー・ランシュ・バージュを所有し、ポイヤックの村長としてメドックのワイン産業の発展に大きく貢献したミッシェル・リンチの名を冠したワイン。懐かしいなあ今年もフランス行きたいな。
水餃子。タイ料理を中心としたエスニック料理が中心のお店ですが、そのエスニックの範囲が広くところどころ中華料理なども加わります。
ロゼをもう1本。ワインの値付けが高くないので気軽に追加注文できるのが嬉しい。
〆にパッタイ。由緒正しいタイ料理屋で食べるそれと同等の味わいです。深夜にこの立地でこれだけのクオリティをこの値段で食べることができるのは青山の奇跡。
今回は2次会使いでお邪魔しましたが、次回はきちんと一通りで食べてみようと決意。それでも飲んで食べて6~8千円に落ち着くでしょうから、とにかく使い勝手が良い。女の子ウケ間違いなし。20代半ばの私に教えてやりたい、この店はモテるぞ、と。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。