28階の長い廊下の奥、コラージュの手前に当店があります。 ランチだと子連れママさんや半袖半ズボンの外国人客などもおり、ドレスコードは無いに等しく、高級ファミレスといった雰囲気(写真は公式ウェブサイトより)。
アラカルトもありますがお得なランチコースを注文しました。前菜・メインからそれぞれ1皿選び、コーヒーがついて2,980円。消費税8%と15%のサービス料が別なのがダメージ大。
シーザーサラダ。これは凡百のサラダでありクリスプサラダワークスなど町のサラダ屋のほうが余程おいしく、ホテルとしての矜持を感じることができません。
BLTサンドイッチ。迫力のある盛り付けであり、ポテトもたっぷりです。
ホテルのサンドイッチって、どうしてこんなにも美味しいのでしょうか。まず、パンが非常に人当たりの良い香りであり、小麦の味がじんわりと伝わってきます。ベーコンは5ミリ近くの分厚さであり食べ応え抜群。適度な熟成のアボカドも加わり、大変満足できる一皿でした。
コーヒーもグッド。ただし、回転を早くしたいのか、サンドイッチの進捗率が60%程度のタイミングで供され、追い立てられているようで気持ちの良い対応ではありません。そういえば、レセプションの方は心からの笑顔で出迎えてくれるのですが、その他の従業員はどことなく事務的というか、そっけない印象です。
チャイナブルーはイマイチ、コラージュや当店は中くらいと、コンラッドの料飲部門はあと一歩ですね。安定感は感じられるのですが、もう一声といったところ。近々、和食やバーにもお邪魔して、コンラッドのレストランを全制覇してから最終的な印象を確認しようと思います。
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ホテルでの食事は割高ではあるのですが、サービスも味も大きく外すことは無いので安定枠として確保しています。その中でも私のお気に入りは下記の通り。
- ザ・レストラン by アマン/大手町
- ニューヨーク・グリル(パーク・ハイアット東京)/都庁前 ←食べ放題なのに食べ放題クオリティではない
- ジランドール(パーク・ハイアット東京)/都庁前 ←ランチステーキがお得
- ピークラウンジ(パークハイアット東京)/新宿 ←21時までであれば6,000円チョイで飲み放題という大盤振る舞い
- キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ/都庁前 ←滞在時間4時間。泥酔。
- ザ・レストラン by アマン/大手町 ←全てが開放的で健康的
- ザ・ロビーラウンジ&バー(ザ・リッツ・カールトン東京 )/六本木 ←「WOWバーガー」13,000円(税サ別)
- ステラガーデン/芝公園 ←東京タワーが0時に消灯する理由
- シグネチャー/三越前 ←絶対に外さない、非の打ち所の無いレストラン
- あらし山吉兆/洞爺湖 ←吉兆の技術と北海道の素材が調和。
- 琉華菜苑/喜瀬 ←ブセナで唯一納得感のあるレストラン
- ザ バー/恵比寿 ←安い
- レ セゾン/日比谷 ←ジビエジビエジビエ!
- ラベ/西梅田 ←クラシックなフレンチ、正統派
ホテル業界の神と随一のマーケターの共著。サービスする側/される側の両視点があり、「ホテルマンが感動するお客さま」「少しでもお得に、上質な部屋に泊まる方法」などの話題も興味深いです。