私はANAの上級会員でありラウンジにはいつでも出入りできるので、ANAを利用する際は飲食店に立ち寄ることなくラウンジに直行。したがって、羽田のレストランについてはあまり詳しくありません。この日はたまたまJAL利用であり、JALのラウンジには入る権利を有して居ないため、一般向けの飲食店で食事を摂る必要があります。
しかしながら私の好きなレストランは2タミ在住。京急改札脇の連絡通路を歩き1タミから2タミへ向かう。
動く歩道があり、空いてもいるのでストレスは極めて少ない。ターミナル間連絡バスよりも精神的に全然近いので、この通路オススメです。
さて本題。
六本木ヒルズにある卵料理専門店エッグセレントの羽田支店、エッグセレント・バイツ。 個人的には羽田で一番好きな飲食店。客は旅行者よりも羽田で働く人たちのほうが良い印象。人気のほどが伺えます。
オープン当初はバーガー的なメニューが多かったのですが、今回はプレートメニューが充実していました。メイン1種とサイド2種を選ぶと自動的にサラダと玄米がつきます。ローカーボな方向けに、玄米を外してサラダを大盛りにしてもらうことも可能。
左下のサーモンのシトラスマリネ的なサイドディッシュが美味。同じサイドをダブルで、とかできるのかな。
胃袋に余裕があったのでスイーツを追加オーダー。
エッグタルトソフトの「オリジナル」。丸々と太ったクロワッサンに濃厚なソフトクリームがギュウギュウと盛り付けられます。ミルク本来の芳醇な味覚を感じることができ、これを美味しくないという人はまずいないでしょう（電通調べ認知度98%）。また、とろりとかけられたエッグタルトソースが濃厚に拍車をかけてくれます。
食べ進めて驚き、クロワッサン内部にはキャラメリゼしたアーモンドがゴロゴロと詰まっており、さらにはエッグタルトクリームがミッチミチでした。ソフトクリーム部分とクロワッサン部分で全く別のスイーツが楽しめる二毛作。街のパン屋でクロワッサンが2～300円ということを考えれば、トータル500円は極めてリーズナブルです。
相変わらず当店のエッグタルトは美味しい。このレベルを空港で買って1個200円は安すぎです。イケてるハコにパッケージされた6個入り1,200円を手土産に出張すればモテること間違いなし。
立地があまり良くないからか、先払いのレジで並ぶことはあっても席を確保することができないということはまずありません。空港内の飲食店は投げやりな調理かつ割高なお店が多いですが、当店はきちんと美味しく納得感のある値付けです。
羽田の隠れた名店、お試しあれ。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
