となると一番楽しいのは人間観察。ハロウィンと同じく、奇抜な衣装で固めた女は基本的にはデブかブスもしくはその両方であり、「おっ」と思える可愛い女の子はミニーのミミだけつけるなど極めてシンプルです。このあたり料理と同じですね。素材に自信があれば素材の味を引き出すように調理するし、素材や調理技術に自信が無ければ泡だのドライアイスだの奇怪千万なトリックを仕込もうとする。
それにしてもデブが多い。LAのディズニーのデブ率には精神的ショックを受けましたが、東京ディズニーランドも世の中一般よりもデブ率は高め。私の生活圏にはデブが少ないので、肥満体には過度に反応してしまうのです。
基本的にデブの皆様は衣装と髪の色が派手であり、大きなぬいぐるみを抱きかかえていることが多いですね。あと、無駄に荷物が多く、常に何かを飲み食いしている。未確認ですが、恐らくスマホの画面はバリバリに割れているでしょう。着陸後の座席安全ベルトをすぐに外すタイプでもあります。
どうもディズニーの記事であるはずなのに生活習慣病の話ばかりしてしまう。以下にアトラクション別の感想を記します。★はオススメ度です。
■スティッチ・エンカウンター/★★
ディズニーシーのタートルトークとベクトルは同じ。コミュ力の高い声優とアドリブで会話することができます。ピンポイントで狙い撃ちされた客がイジられまくるのが爽快。
■スタージェット/なし
2017年10月10日をもってクローズするのでお早めに。小さなキャビンに2人で乗り込んでグルグル周るだけなのですが、思いのほか密着系のアトラクションであり、友達以上恋人未満にはドッキドキ!LOVEメールな乗り物です。
当アトラクションから見下ろすことができるトゥーンタウン脇が大改修中。グランドサーキット・レースウェイは1月にクローズ。USJに話題を掻っ攫われっぱなしのディズニーの本気度が伺えます。
■チャックワゴン/★
https://tabelog.com/chiba/A1202/A120203/12000445/
おなじみスモークターキーですが、食べログまで登録されているんですね。アメリカに比べて食べ易く美味しく安い。700円のオヤツとしては高いですが、レストランでこれと同等のものを食べようとすると1,000円は確実に超えてくるので、意外にリーズナブルだと思います。
■ハピネス・イズ・ヒア/なし
観るつもりは無かったのですが、運悪く移動中にぶつかってしまい通行止め。パレードの類は本気で観るか、食事かアトラクションに徹するべきですね。
■アイスクリームワゴン/なし
ところで、今回のディズニーは背の低い35歳のロリ顔女子とご一緒したのですが、当該アイスを受け渡す際、キャストに「はぁい、落とさないようにねぇ」と完全に子ども扱いされていました。35歳児。2時間ほど笑わせて頂きました。やるなディズニー。
■シンデレラのフェアリーテイル・ホール/なし
シンデレラのあらすじを巨大な絵や人形でなぞる展示会。よく考えるとシンデレラってマジかわいそうな話ですね。シングルファザーである父親がおっ死んで、継母とその連れ子にボコられまくるとかつらたん。
そういえば美女と野獣も残酷な話ですよね。友達と家でパーティしてたら「ひと晩泊めて」とホームレスがいきなりやって来て、断ったら家臣もろとも全員が化け物に変えられるだなんて。
■プラズマ・レイズ・ダイナー/なし
https://tabelog.com/chiba/A1202/A120203/12041112/
小腹が空いたのでオヤツ。ハンバーグはコンビニレベル。エビカツはたっぷりのエビが凝縮されており美味。ソースもエビチリ的にピリカラで面白かった。しかしながら1箱800円は割高です。
■JCBラウンジ/★★★
https://tabelog.com/chiba/A1202/A120203/12041024/
ハワイで大変お世話になったJCBラウンジ。東京ディズニーリゾートにおいても会員種別に拠っては利用することができるのです。
場所はスターツアーズの中。スターツアーズのスポンサーはもちろんJCB。
スターツアーズの少し裏手に秘密のインターフォンがあり、そこから予約名を告げるとスタッフの方が出迎えに来てくださいます。
特別豪勢な内装というわけではなく、スターツアーズの世界観に準じた喫茶店というところ。それでもディズニーランドの中でこれだけゆっくりとコーヒーを楽しむことができる空間は中々ありません。
子供用のぴょんぴょんスペースも完備。
「もしよろしければスターツアーズにもご案内させて頂きますが」というスタッフの申し出に応じると、秘密の扉から乗り場へと直通アクセス。ファストパスの比ではないほどのぶっこ抜き。世の中不公平である。
■うさたま大脱走!/★★
先と同様に全く観る予定は無く、たまたま通りがかり再び足止めされるという学習能力の無い私。しかしながら今回は非常に見やすい位置であったため、結果として楽しかったです。しかしこういう期間限定企画モノのダンスまで完コピで踊りまくるヲタたちの情熱には恐れ入る。
■ホーンテッドマンション/★
ホーンテッドマンションは不気味に円満なアトラクションで地味に好き。しかしFIFOでなく、一旦エレベータに載せられドアに近いもの順で乗り込む仕組みがイマイチ納得いかない。
■ビッグサンダー・マウンテン/★★
夕日を浴びながらの滑走。女性専用車両と見紛うほどの女子率。恐らく日本において合法的に最も若い素人の女性に囲まれることができるスポットでしょう。
■パン・ギャラクティック・ピザ・ポート/★
https://tabelog.com/chiba/A1202/A120203/12002252/
小腹が空いたのでオヤツ。テラス席まで含めるとかなりの大箱で、座席難民になることの少ないレストランです。
カルツォーネ。イタリア語で「ストッキング」または「ズボン」の意味であり、ピッツァの包み焼きといったところです。さすがに白金高輪のルイジほどではないにせよ、600円でこのクオリティは中々です。
■バズ・ライトイヤーのアストロブラスター/★★
今回は予習を怠り30万点にも届きませんでした。記録が伸び悩む。もはやいかに高得点な的の前で車両故障が起きるかが勝負かもしれない。
■エレクトリカルパレード・ドリームライツ/★★★
こちらは15分前から席取りをして真剣に観ました。いやあ、何度観ても鳥肌が立つ。途中のプリンセス続きの箇所で一旦テンションは下がるものの、ラストの小さな世界での巻き返しが凄い。
■プーさんのハニーハント/★
パレード直後に待ち時間を確認すると、わずか30分待ちだったので早足で向かう。数分後には60分待ちにまで戻してきていたのでラッキーです。「パレード中はアトラクションが空く」神話は本当なのですね。
さて、深刻な精神障害で有名なプーさんです。ハリファックスのダルハージー大学の研究者よると、プーさんは何の計画性もなしに執拗にハチミツを探そうとするなど衝動的な行動や、何度も数を数え直すなどの行動が見られ、注意欠陥多動性障害(ADHD)や強迫神経症にかかっていることは間違いないらしいです。
■ワンス・アポン・ア・タイム/★
こちらも意図せず良い場所で見ることができました。終盤の火がボーって出るところがとにかく熱く、ソテーされる鶏肉の気分を味わうことができます。2017年11月6日(月)をもって終了するのでお早めに。
なるほどメディアが報じるように、妙に空いているなあという印象の1日でした。日曜日の正午に入園し、これだけのアトラクションおよびショーを楽しむことができるのは、私にとっては都合が良い。意外に平日午前よりも、休日遅くのほうが居心地が良いかもしれませんね。
国内二大テーマパークの明暗が分かれた。オリエンタルランドが運営する東京ディズニーリゾートの2016年度入場者数は2年連続で前年割れ。昨年4月の値上げが響いた。一方でユニバーサル・スタジオ・ジャパンは過去最高を更新した。(「テーマパーク、入場者数で明暗」日本経済新聞 2017/4/4付)
さて今後は「美女と野獣エリア(仮称)」や「ベイマックス」をテーマにした新アトラクションなど新しい施策が目白押し。今後も定期的に、少なくとも年に3度は(2016年が5回)遊びに来たいと思います。
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