ホテルリッジ/鳴門(徳島)


大塚グループが統べる10室限定のスモール・ラグジュアリー。カリフォルニアテーブルでランチを摂っていると、お店の方より「お部屋のご用意ができましたのでいつでもどうぞ」との声がけ。このあたり連携が上手く取れています。
カリフォルニアテーブルから徒歩数分。道の途中、フロントよりスタッフがわざわざ出迎えに来てくれました。なるほど1泊10万円を超えてくるとサービスにまで凄みがあり、日本いや世界トップクラスの品質です。
手続きを済ませるとすぐに部屋へとご案内。
部屋はかなり広い。70平米弱といったところでしょうか。さらりとした床材が心地よく、子供のように素足で走り回りたくなります。
ツルツルとしたシーツ。ひんやりとした肌触りが心地よい。
ソファは特大サイズがL字型に配置。これだけで2人は眠れそうなゆとりサイズです。
バスルームは10畳弱。鍵をかけることができず、あまりに広すぎて用を足していると落ち着かない。
シャワールームと部屋風呂。部屋風呂は温泉ではないとのことです。結局みんな温泉に行くだろうから、そのぶん部屋を広くしても良かったかもしれません。
アメニティ。昔はインナーシングル(大塚製薬が誇る超高級スキンケア用品)が使い放題だったようですが、現在はロクシタンで統一です。
パジャマがシルクのツルツルとした素材で気持ちよい。テロテロ感がクセになり、滞在中はほとんどこれを着て過ごしました。
テラス。これは海に面して作って欲しかった。しかしながらこのテラスは星空を観るための設備とのこと。
部屋にある飲み物などは自由に手をつけてOK。
中身のほとんどが大塚製品で固められており、思わず笑みがこぼれます。
シャンパーニュまで無料なのは嬉しいですね。食前酒はレストランでなく、部屋でくつろぎながら楽しんで行くことにしましょう。
ソファから外を眺めると目の前に広がる瀬戸内海。鳴門の自然に囲まれた安らぎの空間。は、凪いだ静かな海を眺めながらシャンパーニュで喉を潤す至福のひと時。

夕食の時間が近づき部屋から出ると、既に送迎者が穏やかな笑みと共に待機していました。詳細は別記事にて。
食後は温泉。貸切ではないのですが、そもそも客数も限られているため、よほど運が悪くない限り他人とかぶることは無いでしょう。
風呂からあがれば先のデッキにてビールを飲みながら星を眺める。くっきりと輝く北斗七星。今月は星に恵まれた一ヶ月だ。
夏の匂いのする朝。遊歩道を抜けて朝食会場へ。詳細は別記事にて。

値段に見合った素晴らしいホテルでした。沖縄の百名伽藍にせよ、このクラスにまで突き抜けてくると居心地の良さしかありません。客室数の割に従業員が多く、その居心地の良さを維持している傍ら、本当は5人で回せるけれどエキストラとして何人か置いています、と言わんばかりの凄みがありました。

残念なのは運転手。チェックアウト後に15kmも先のレストランまでお送り頂いたのは大変ありがたいのですが、どうも土地勘が無いらしく、ナビの使い方も覚束なく、運転までイマイチという始末。人の命を預かるのはもちろんのこと、ゲストと最も接する時間の長い人なんだから、単に「運転手」として見るのではなく「おもてなし」の一部として、きちんとした人を配置すべきでしょう。このあたり沖縄のオリエンタルヒルズのドライバーはプロフェッショナルであった。


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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。ハワイばっかし行くんじゃなくて、日本の名所と美食を巡る旅も中々のものですよ。
日本を代表する名所やグルメなど1,000スポットを一挙掲載。とにかく写真が美しく、旅への意欲が掻き立てられます。この本であたりをつけて、個別のガイドブックやネットで調べるのが通な計画。

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