観劇中にお手洗いに行きたくなったらどうしようかと逡巡しましたが、私にとって酒というのは生理的なものなので、節制することはまず不可能に等しい。
手前はシマアジ、奥はサンマ。いずれも1カン100~150円と考えると見事な品質でした。特にサンマ。醤油に少し浸すだけで脂が花火のように広がります。
本マグロ5カン盛り。左から大トロ・赤身・中トロ・ヅケ軍艦・大トロ炙り。この一皿で1,000円近くするのですが、費用対効果が悪いですね。もちろんこの価格でまともな本マグロを期待する私も良くないのですが。
春の5カン盛り。左から大トロ・イサキ・サヨリ・カツオ・桜海老。イサキと桜海老が美味しかったです。
奥はコハダ、手前はアジ。コハダは酢が強烈すぎて何を食べているかすらわからない。アジは値段の割に上々の仕上がりでした。
それほど食べたつもりはなかったのですが、3,000円を超えたのは意外。マグロを食べたからかなあ。やはり当店を始めとする廉価店はサンマやアジ、サバのような安魚がいいですね。次回お邪魔するとき、うっかり高級品を注文してしまわないよう気をつけます。
関連記事
鮨は大好きなのですが、そんなに詳しくないです。居合い抜きのような真剣勝負のお店よりも、気楽でダラダラだべりながら酒を飲むようなお店を好みます。
- 東麻布天本/赤羽橋 ←欅坂46のような鮨。
- 鮨水谷/銀座 ←その先入観を完全に覆す、鳥肌が立ち涙が出るほどの美味。
- はし田/勝どき ←毎回「ああ、鮨食ったー!」と思わせてくれる私にとっては大切なお店。
- すし初/湯島 ←若旦那は唎酒師という資格を保有しており、日本酒については滅法明るい。
- 鮨西むら/六本木 ←六本木の格調高い鮨屋でこの値付け。
- 寿し処 寿々/溜池山王 ←結構な量が出てきてびっくりした。
- すし通/六本木 ←もうちょっと普通にすれば良いのにな。
- 入船寿司/奥沢 ←本物の赤身と超トロを食べるのに金に糸目はつけない場合に限って良いお店。
- 鮨舳/瓦町(高松) ←真っ当な江戸前。銀座の半額で何度でも通いたい。
- 天寿し/小倉 ←何度でも行きたいし、誰にでもオススメできるお店。
- 鮨 安吉/博多 ←お会計は銀座の半額。ミシュラン2ツ星は荷が重いけれども、この費用対効果は魅力的。
- 西中洲 河童/天神南 ←鮨屋ではなく超高級海鮮居酒屋。
- ひでたか/すすきの ←鮨は好きだけどオタクではないライト層にとっては最高峰に位置づけられるお店。
- 鮨 田なべ/すすきの ←フォアボールで出塁した感じ。
- 鮨 志の助/新西金沢 ←とにもかくにも費用対効果が抜群すぎる。
この本は素晴らしいです。築地で働く方が著者であり、読んでるうちに寿司を食べたくなる魔力があります。鮮魚の旬や時々刻々と漁場が変わる産地についても地図入りでわかりやすい。Kindleとしてタブレットに忍ばせて鮨屋に行くのもいいですね。