東麻布界隈にはガネーシャダイニング、東京カレーラボ、スーリヤ、ハドルカレーダイニングなど多くのカレー屋がありますが、私の一番のお気に入りのカレーはココ、la mensa。
赤羽橋南交差点に面したテラス席が印象的なイタリアンレストラン。このあたりは都内でも指折りの歩道の広さを誇る道路なので、地続きのテラス席は抜群に開放的。
ランチセットのサラダ。オマケというわけでは決してなく、食べ応えのあるボーションです。
牛挽肉の黒カレー。竹炭由来のブラックは、黒いを通り越してもはや緑や濃紺にさえ見えてきます。まずはじめに味蕾を支配するのは酸味。欧風カレーでここまで豊かな酸味は独創的。続いて響くのは牛肉のコク。サラリとした粘度ではあるものの、芳醇な脂の甘味は美食の楽しみを与えてくれます。遅れて感じる品の良い辛味。異なる味覚の相互乗り入れに大満足。売り切れ必至なので、どうしても食べたい方は少し早めにオフィスを出ましょう。
さて日を改めた日曜日。友人のマタニティフォトを芝公園で撮ってきました。
ギャラはおにまる1回分です。撮影後の打ち上げに4人で当店へ。私は今週2回目です。
テラス席には先客がいたため店内席へ。それでも扉は全開であり、テラス席と店内はシームレスに繋がっており開放的。エキストラコールドで乾杯。幸せとは初夏に昼からビールを飲むことである。
ランチセットのサラダ。葉が細かくカットされており密度充分。見た目よりも遥かな食べ応えを感じます。
私はシラスのピザを注文。供されて驚いたのはそのシラスとネギの量。
ネギマシュランとしては無上の喜びを感じてしまう。モチモチと水分を湛えた生地を切り取り一口で頬張ると、まず最初に感じたのは和の佇まい。ねぎ塩だれのように旨味に溢れた1枚です。
磯の香りと塩気を湛えたシラスに青々しいネギ、爽やかなオイル。
先日頂いたピッツァマルゲリータも好きですが、独創性という意味ではこちらに軍配があがるかもしれません。
連れには是非ともカレーを食して頂きたかったのですが、残念ながらこの日は売り切れ。ピンチヒッターはツブ貝のジェノベーゼ。太い麺に健康的な緑が映える。バジリコの芳醇な香りが堪りません。
セットのエスプレッソを飲んでごちそうさまでした。
開放的で気持ちの良いお店です。今度は夏の夜にお邪魔したい。ハコ大きいから、何かのパーティを開くのも楽しそう。
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東麻布のお店をまとめました。東麻布は歩いてすぐそこの麻布十番に比べてリーズナブルな佳店が多いですね。
- ラ リューン ←麻布界隈、いやむしろ都内でもトップクラスに好きなお店。クラシックで美味。高くない。
- ラメンサ ←ランチのカレーとシラスのピザが絶品。テラス席でビールを飲む幸せ。
- ゑびすや魚店 ←東麻布で100年近く続く魚屋が、魚屋料理とお酒を楽しめる居酒屋を営業
- 旬菜本多 ←リーズナブルな和食。感動は無いけれど満足。ランチが超お得。
- 蘭麻 ←夜は1万円超えの高級店ですが、ランチは1,000円代。追加料金でお願いできるカレーが最高に美味。
- あそこ ←ホリエモンが常連の居酒屋。確かに美味しいんだけど高すぎです。
- ビストロチック ←ランチのパスタが美味しい。店員同士が仲良さそうで微笑ましい。
- Mixology Bar Source 2102 ←コーヒーカクテルが絶品。こんな美味しいカクテル飲んだことありません。
- たこ八 ←徳島の有名店が東京進出。味の印象はありませんが安いです。
- 麻布十番グルメまとめ ←ほぼ毎日、麻布十番で外食しています。その経験をオススメ店と共に大公開！
東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。
