12th.Ave。モンサラット、カパフル、カカアコと同様に人気のお店が集まるイケてる通り。
そこから1本路地を入った所に朝から昼過ぎまでしかオープンしていない行列店が。
日曜の8時から凄まじい混雑ぶり。我々は運良くラスト1テーブルに滑り込むことができましたが、その数分後にカウンターまで全て埋まってしまうほどの人気店。GWが終わってしまったたからか日本人は見当たらず、ほとんどが地元のお客さんです。
シェフはニューヨークで成功を収めた後にハワイに進出したリー・アン・ウォン。全米テレビ放送局Bravoの番組「トップ・シェフ」のファーストシーズンに出演していました。
朝食のお店なのに、ピビンパやウドンなどガッツリ系メニューが揃います。なぜかダンプリング(餃子)が推されており、店内のそこかしこで朝っぱらから餃子を楽しむ人々が。まずは飲み物をとグァバジュースとリリコイ(パッションフルーツ)ジュース。素直に美味しい。やはりヒロのベアーズ・コーヒーにおけるアレは生搾りでは無いのではないかと蒸し返したくなる品質です。
MP(マーケット・プライス、時価)のサラダ。ロメインレタスがたっぷりで瑞々しく美味。スパイスが結構きいており、タイ料理のサラダを食べているような感覚に近いです。
一番人気のコーンフレークフレンチトースト。これは新しい。日本にまだ無い食べ物です。
じゅぶじゅぶと汁をたんまり吸った厚切りのトーストに、たっぷりのコーンフレークを身に纏わせ、揚げ焼きしています。カリカリとした食感とジットリとした食感を同時に楽しむことができ、まさに新食感。ちょこんと乗ったジェラートも旨い。秒で溶けてしまうので急いで食べましょう。
メープルシロップが主体のソースも品の良い甘さで美味。黒胡椒やベーコンの塩気など、遊びたい気持ちはわからないでもないですが、私にとってはまとまりが無いように思えました。
いずれの皿もK点を超えてくるのですが、カジュアルな店構えとその雰囲気の割には高いなあ。隣のカップルがコーヒーにフレッシュジュースを飲み、ダンプリングを含め結構な量を召し上がっていたので、朝っぱらから1万円を超えてくるのではないかと、他人事ながら心配になってしまいました。
ワイキキからはアクセスが悪いので、時間の限られた旅行者が何が何でも行くというお店ではないですね。近くに用事がある際(たぶん普通の日本人観光客は無いだろうけど)に立ち寄ってみると良いでしょう。
目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
- <1日目>~常時接続~
- ハワイの高級住宅地の豪邸を1泊2万円で借りる方法
- <2日目>~肥満体に叩き起こされた話~
- <3日目>~オバマ大統領が幼少時を過ごした地~
- <4日目>~松坂世代以降が感じの悪い日本人を駆逐~
- <4.5日目>~オーノー、イッツ・ノット・フリー~
- <5日目>~夫婦間格差~
- <6日目>~最悪な日本人コーディネーター~
- <7日目>~警官に撃たれそうになった話~
- <8日目>~フラッシュ・モブで裏切られた話~
- <9日目>~地球の裂け目と美容整形~
- <10日目>~イルカの脚のハンバーガー~
- <11日目>~ボイコットハワイ運動について~
- <12日目>~4回ぐらい妻に詰め寄られ遂に根負け~
- <13~14日目>~総括は「しばらくハワイに来ることは無いだろう」
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