ハワイズ・フェイバリット・キッチンズ(Hawaii's Favorite Kitchens)/カパフル(ハワイ)

リッツ・カールトンの館内誌(?)で、オアフ島で生まれ育ったスタッフがアヒポケについて熱く語る記事があったのですが、その中で彼の最もお気に入りとして挙げられていたお店です。お隣のレインボー・ドライブ・インというお店が別業態として出店したそうな。

ココヘッドカフェオノシーフードと連食をこなしたあとであり、入店前から既におなかがいっぱいです。
様々なお店の看板がかかっており、ハワイ各地の有名店(?)のメニューを一堂に会しているというコンセプトなのでしょうか。誰か詳しい人、教えてください。
店の片隅にはシェイブアイスコーナーもあります、日曜日の午前中に70歳ぐらいのおじいさんがひとりで食べに来てらっしゃり心なごむ。
2種類のポケを選ぶことができるのはラージサイズのみ。我々の背中に冷や汗が流れる。ゴハンは白米か玄米を選択することができます。
海藻アヒポケ(Limu Ahi Poke)とクリーミー・アヒポケ(Creamy Ahi Poke)をチョイス。マグロは恐らく冷凍物でしょう。十数分前にオノシーフードで食べたアヒ(マグロ)のほうが段違いに質が高かった。どうも冷凍物は水っぽく、マグロそのものの味が薄く感じてしまいます。
ちなみに店内にはイートインスペースがあり、買ったその場で食べることも可能です。
海藻アヒポケは味付けもボンヤリしており、特長を見出すことができません。クリーミー・アヒポケはスパイシーのスの字も書かれていないのに滅茶苦茶に辛い。どろりとしたソースがこってりと塗りたくられており、確かにクリーミーではあることには間違いないのですが、胸が焼けるほど味が濃く、予想を裏切る辛さに戸惑いを隠せません。

ハワイ最高レベルのアヒポケを提供するオノシーフードの直後とあって、ハンデキャップは大きいかもしれませんが、それにしても期待ハズレであり、スーパーマーケットで売られているアヒポケと大差無い味わいでした。「ハワイ中のアヒポケを食べ尽くす!」のような特殊な目的を持っていない限り、旅行者が立ち寄る必要は無いでしょう。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング
目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
当シリーズ執筆時点(2017年5月)においては一番イケてるハワイ本。雑誌STORYの編集者・ライター・モデル・スタイリストが総力を結集した情報量です。ローカルのマニアックな口コミも多数掲載されており、リピーターも充分満足できることでしょう。
関連ランキング:ハワイ料理 | クヒオ通り