市販されているガイドブックには載っておらず、東京カレンダーに1カットだけ掲載されていたお店。それでもyelpなどの現地グルメサイトではカイルア地区の朝食1位。
7時の開店と同時に入店しました。行列を覚悟したのですが、ガラガラでした。平日だからかな。
清潔で健康的な店内。営業時間は7:00~13:30のみと信念を感じます。
自慢はワイマナロファームの卵。それをover easyすなわち半熟で食すのが当店の宗教的任務です。
店名を冠した「Over Easy Plate」。なるほど卵が極度に旨い。半熟の黄身など、何の味付けなどせずともそれだけで立派なソースとして確立しています。
パンは水分量の多い弾力が感じられる質感で美味しい。高温で揚げ焼きしたポテトはジャガイモだけでなく、サツマイモや紫イモ(?)まで散りばめられており、ガリっとした塩気と共に上質な炭水化物です。ポルトギーゼソーセージもスパイシーかつ肉の味がハッキリと伝わり主張が感じられました。
「Kailua Eggs」。洋風のお茶漬けとも言うべきか、テーブルにおいてブロス(動物性の出汁)が恭しく注がれます。
具材は白ゴハンにキャベツ、スプラウト、ポルトギーゼソーセージ、卵。メニューにベーコンと記載されていましたが、それは見当りませんでした。
ソースたる黄身がブロスに溶け込み新たな味わいを作り出す。日本人であれば必ず好きな味でしょう。白ゴハンがスープを吸ってべちゃべちゃになりがちなので、ここは玄米などに代えて、時間に耐えられるようにしても良いかもしれません。
「キムチがすごく合うから!」と、店員に薦められるがままに注文したキムチ。ううむ、全然美味しくないし、全く合わない。これは失点。注文不要。
いずれにせよ、カイルアの朝食はブーツアンドキモズやシナモンズ、モケズなど、パンケーキの牙城。そこへ卵一本で果敢に切り込んで行ったという意味で、存在意義のあるお店です。パンケーキに納得できなかった人は是非こちらへどうぞ。
翌日土曜日朝8時に近くを通りがかったのですが、とんでもない待ち行列が生じていました。なるほど東京カレンダーで「行列覚悟な」と記載されてあった通りです。
目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
- <1日目>~常時接続~
- ハワイの高級住宅地の豪邸を1泊2万円で借りる方法
- <2日目>~肥満体に叩き起こされた話~
- <3日目>~オバマ大統領が幼少時を過ごした地~
- <4日目>~松坂世代以降が感じの悪い日本人を駆逐~
- <4.5日目>~オーノー、イッツ・ノット・フリー~
- <5日目>~夫婦間格差~
- <6日目>~最悪な日本人コーディネーター~
- <7日目>~警官に撃たれそうになった話~
- <8日目>~フラッシュ・モブで裏切られた話~
- <9日目>~地球の裂け目と美容整形~
- <10日目>~イルカの脚のハンバーガー~
- <11日目>~ボイコットハワイ運動について~
- <12日目>~4回ぐらい妻に詰め寄られ遂に根負け~
- <13~14日目>~総括は「しばらくハワイに来ることは無いだろう」
Over Easy
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