ハワイの高級住宅地の豪邸を1泊2万円で借りる方法

今回の旅行期間を3分割するとして、第1部はカイルア、第2部はクルーズ船、第3部はワイキキに滞在します。
さてカイルア。ワイキキの北東にある超高級住宅地です。仕事をリタイヤした裕福な方々が選ぶ安寧の地として名を馳せました。最近ではハワイ出身のオバマ大統領が、クリスマス休暇時は決まってカイルアに滞在したため「冬のホワイトハウス」とまで渾名がつけられました。日本で言うところの軽井沢や逗子、葉山と言ったところでしょうか。

そう、基本的に住宅地であるため、宿泊施設が少ないんですよね。したがってどのホテルも割高。フランスでAirbnbに辟易したので、もう使うことは無いだろうと心に決めていたのですが、ここカイルアではAirbnbがあまりにお買い得だったので、背に腹はかえられない。
ホストから「車はボートの右に停めてね」とのメッセージがありました。ボート?なるほどこれはどうみてもお金持ちの家である。
門扉を開けると本館へのアプローチ。広がる芝生。疾風のように駆け回る犬。なるほどこれはどうみてもお金持ちの家である。
本館の裏手にプールまでありました。業務用の浮き輪やトランポリンまでありました。ここの家の子は間違いなく健やかに真っ直ぐ育つであろう。

我々にあてがわれた部屋はプール奥にある離れです。これは嬉しい。プライバシーが完全に確保されているのに、本館にはホストが住んでいるっていうのはすごくいい。ホテルと何ら変わりません。
事前に伝えられていた暗証番号で中へと入る。チェックイン時間が自由で、門限なども無いのが気楽で嬉しいです。
占有面積は40平米ほど。テレビもエアコンもソファもベッドも完備。無料で飲んで良いネスプレッソまで。完璧です。
洗面所は必要最低限の設備。ハンドソープがあるのは潔癖症の私としては心休まります。ハンドタオルやバスタオル、ビーチタオルやゴザも無料で使用して良いとのこと(お金を取るホストもいる)。
バスタブはなくシャワーのみ。私は自宅においてもバスタブに湯を張ることはほとんどないので、これで充分。シャンプーやボディシャンプーの類も自由に使ってOK。
プールサイドに置かれたテーブル。wifiも届くので、今日からここが私の書斎である。10分ほどネットサーフィンを楽しむと10箇所ぐらい蚊に刺されて避難。そう、ハワイってすごく虫が多いですよね、蚊にしろハエにしろ。
さすがに使用しませんでしたが、プールサイドにバーベキューの設備までありました。

これだけの設備で1泊20,000円。お得でしょ?情強が得をする世の中。そして情報を発信する者に情報が集まる世の中。


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目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
当シリーズ執筆時点(2017年5月)においては一番イケてるハワイ本。雑誌STORYの編集者・ライター・モデル・スタイリストが総力を結集した情報量です。ローカルのマニアックな口コミも多数掲載されており、リピーターも充分満足できることでしょう。