30代既婚者男4人でスノボに行くとこうなる


飲み会中に「スノボでも行こうか」と話が盛り上がり、30代既婚者男4人で白馬村を訪れることに。
8:12東京駅発の新幹線を予約していたので、余裕を見て7:50に集合。しかし東京駅に来るまでの電車を乗り間違えるバカタレがまさかの10分遅刻。その時改札が切符を通すだけで大行列で茫然自失。
なんとか無事新幹線に乗り込み、我々を不安にさせた罰としてビールをおごらせる。ところがこのビール、小麦の香りが豊かでクリーミー。実に美味しくすっかりゴキゲンになってしまいました。

ちなみに我々が乗り込んだ新幹線は「かがやき」。意外にもスキー客は少なく、金沢のガイドブックを読んでいる旅行者が多かったです。
長野駅に友人が車でお出迎えに来てくれました。彼は長野で事業を営んでおり、飲み屋で1回会い、共通の友人の結婚式披露宴が2回目、今回で3回目という音速での距離の縮め方。
長野駅から1時間と少しで白馬着。私はウインタースポーツについては断然新幹線派。夜行バスで行く価値観が理解できません。せっかくのリゾートなのに、どうして初っ端から睡眠不足の体調最悪状態で臨むのか。
ホテルに到着。チェックイン時刻まで時間があったのでリフト券だけ頂くことに。なのですが、その手続きが異常に遅く、レンタルの貸し出しもべらぼうに時間がかかり、おまけに更衣室のロッカーはチェックイン前は使わせてもらえないと酷い扱いを受けました。こんなホテルを予約してすみません。
八方尾根はガチのスキーヤーが多く、男女比も男8女2と硬派なスキー場でした(地図は公式ウェブサイトより)。苗場のキャッキャウフフ感など一切ありません。私は今回のボードは4年ぶり、かつ、その前は6年ぶりとヘッポコボーダーの極み。恐らく当スキー場の下位5%のスキルレベルでしょう。コース選びに発言権などなく、ただ皆の後をついていくだけです。
ランチはカツカレー。詳細は別記事にて。
昼食後5分ほど滑ると魅力的なビアテラスがあり、皆を誘ったのですが「あんた一体何したんだ」と怒られました。
私はスノボに行っても1〜2本滑ったら疲れて満足してしまい、同行した根性のない女の子を上手く見つけ出し、一緒にロッヂでココアでも飲みながらダベってるタイプ。しかし今回は男4人のみと本気の滑りなので、のんびり休むことは許されない。こんなにしんどいスノボは初めてです。
15時頃にホテルへ戻る。ホテルーゲレンデ間の送迎バスが1時間に1本ほどあるのですが、待つのも面倒なのでタクシーを利用。大人ってラクでいいなあ。大学生なら意地でも送迎バスを待つんだろうな。
温泉で骨を休めた後に夕食で絶望。詳細は別記事にて。
夕食に見るべきものは何も無いと判断し、さっさと切り上げて部屋で宴会。この写真の倍ほどの量が用意されていました。10人で飲んでちょうど良さそうな量です。「もし足りなかったらタケマシュランに罵られるだろうから」とのこと。私はそんなに気難しい人間のつもりは無いのだけれども。
タイミングよく私宛にキチガイファンレターが届きました。ろくに漢字も書けない小学生のような文章力に心が痛む。これは決して彼が悪いわけではなく、日本の社会構造の過ちであり、彼こそが義務教育の被害者です。深瀬よ、それでも腐らずに、毎日少しづつでいいから勉強しような。一緒に頑張ろう。
0時就寝7時起床で朝ごはん。二度寝して10時にチェックアウトし再びゲレンデへ。覚悟していた通りチェックアウト後はロッカーを使わせてもらえませんでした。およそ親切心というものが皆無ですこのホテル。

一方で、このような対応が一般的なのであれば、白馬村においてビジネスチャンスは大いにあるかもしれません。例えば雑用を全てお任せできるオーベルジュ。専用車での送迎は当然のこと、スキーを楽しんだ後は車に板を置きっぱなしにし、ウェアを脱ぎ散らかしておいたとしても、スタッフが万事滞りなくメンテナンスしておいてくれる宿。ディナーは地元の旬の食材を用いた極上の料理。もちろんワインは地元産。これで1泊5万円なら全然泊まりたい。
ランチは昨日と同様にイエティへ。本日のスペシャリテ・カレーは絶品でした。東京でも勝負できるぞこのクオリティは。詳細は別記事にて。
ビジネスチャンスと言えば、貸し出しヘルメットのスクリーンにナビゲーションを投射するARも面白いかもしれません。深瀬よ、ARというのはAugmented Realityの略で日本語で言うと拡張現実だ。人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術で、ポケモンGOみたいな感じって言えば深瀬でもわかるかな。きちんとメモしておけよ。
温泉でのんびりしてから帰路につく。せっかくなので、長野で事業を営む彼の事業所を見学。たまたま奥様がいたのですが、死ぬほど美人で鼻血が出そうになりました。品の良さ、教養の高さ、透明感。テメエどうして今まで黙ってた奥さんめっちゃ可愛いじゃねえか、と彼に毒づくと「いやあ、すっぴんで失礼しました」と謙遜なのか自慢なのかリア充爆発しろ。
車を置いて、打ち上げに長野駅近くの蕎麦屋で宴会。詳細は別記事にて。虚言癖のある輩の一番のウソが「俺は実は佐藤浩市の隠し子だ」で大爆笑。

気づくと東京の女の子から鬼着信。「男4人でスノボなんてウソでしょ!」といわれのない非難を受ける。「恵比寿で飲んでるから今すぐ来てよ~」と電話の向こうは既に酔っ払っている模様。
せっかくなので、インスタで適当にかわいいスノボ姿の画像を拾って無言で送りつけて煽っておく。

さてどうしよう。合流するか、そのまま帰るか。筋肉痛になるのはもう少し先のはず。


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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。

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