Ambassador Transit Lounge/シンガポール


深夜にシンガポールのチャンギ空港着。「夜中はタクシー代が割増、かつ、すげえ高いホテルに数時間しか滞在しないのに1泊料金を請求されてはかなわん」という貧乏人根性を捨てきれず、空港のトランジットホテルに泊まるという落とし所を見出しました。
飛行機を降りてから入国審査はせずにトランジットホテルへ向かう。脊髄反射的にイミグレを抜けてしまうと戻って来れないのでご注意を。
ターミナル2のAmbassador Transit Loungeのベッドルームを7,000円ぐらいで予約しておきました。
外人は凄い。空港に来てまで運動するのか。立派なフィットネスルーム完備。
航空会社が提供するラウンジと同様のフードプレゼンテーションです。夜中なのでサラダやなどの簡単なものしかありませんでしたが、翌朝改めて確認したところ、お粥や麺類、揚げ物など凝った料理もいくつかありました。ソフトドリンクは無料ですがアルコールは追加料金です。
ラウンジ。さすがに客層は良いですが、夜中であっても電話やお喋りは繰り広げられているので、ここで熟睡するのは難しいでしょう。ちなみにプライオリティパス(世界共通の有料ラウンジカード)だと3時間まで滞在できるようです。
シャワールームとトイレ。夜中なのでガラ空きでした。
シャワールームは結構しっかりとしたつくりです。ピカピカに磨き上げられており、ポンプ式のボディーシャンプーなども装備。もちろんバスタオルもお借りできます。
洗面所もキレイ。ドライヤーもありました。
個室のベッドルーム。一般的なシングルベッドがひとつです。クローゼットなどはなく、収納式の椅子と机があるだけであり、至って簡素なつくりです。シーツなどは清潔で寝心地は意外と良い。
ただ、漫画喫茶みたいに壁の上部が開いているんですよね。したがって、隣の部屋の明かりは届くしイビキも聞こえてくる。これは想定外でした。

よくよく考えると鍵もセキュリティボックスも無い部屋であるため、安全性に乏しい。神経質な私はトイレや飲み物を取りに行く際にいちいち貴重品を持参するため、せっかくパーソナルスペースを得ているのになんだかな、といったところです。

ケチらず市街地のホテルに連泊するべきでした。ひとりでの来星はまだしも、家族や恋人と来る場合はきちんとホテルに泊まりましょう。


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