シンガポールと言えば世界でも珍しい檻のない動物園であるシンガポール動物園、ならびに夜行性の動物をターゲットに据えた置いたナイトサファリが有名。しかし私は前回の来星時にナイトサファリを経験済。したがって、今回は最近オープンしたばかりのリバーサファリにチャレンジです。
市街地からUberを飛ばして30分でリバーサファリ着。今回の滞在はシンガポール女子がUberとタクシーを適材適所で使い分け、どこでもドアを手にしたか如く自由自在にシンガポールを駆け巡ることができました。
「でも最近はUber使うことのほうが多くなったかな。普通のタクシー運転手は態度悪くって。ただ、スコールが来るとUberは値段が跳ね上がるからキツい」なるほどその国特有の課金事情があって面白い。
リバーサファリはアジアで初、そして唯一川をテーマにしたテーマパークです。世界を代表する8つの大河の生態系を展示。淡水および陸生の動物を至近距離で観察することができます。さよならクロール。
しかしどういう事情からか、最も推されていたのはパンダの展示。2頭いるうちの1頭は目視で確認できたのですが、もう1頭は最近鬱病になり、別室のステンレスのベッドの上で横たわっている映像のライブ中継を薄型液晶テレビで観るというアーバンな展示でした。
別料金を支払いジャングル・クルーズ的なボートに乗り込む。ワニやアナコンダなどさぞ迫力満点の怪物たちが現れるのだろうと胸がドキドキ。
が、確認できたのは写真中央左の白い点々の鳥だけでした。
ちょっとしたスプラッシュ・マウンテンもあります。ただしスプラッシュ・マウンテンのようにのんびりと山を登っていくのではなく、エレベーターでボートごと吊り上げられいきなり本番が始まるのが斬新。
フラミンゴ。隊長を先頭に整然と移動する姿が興味深い。ちなみにフラミンゴを他の地に移送する際は翼と足を折りたたんでパンストに収納して箱詰めするんですよ。
最もテンションがアガったのはリスザルパーク。何十匹ものリスザルが柵もなしに放し飼いされており、手を伸ばせば届く距離を縦横無尽に駆け巡ります。頭上数十センチをヒュンヒュンとジャンプしていく様に嬌声が上がる。しかし忘れてはならない、当テーマパークはあくまでリバーサファリである。
シロガオサルの存在感も負けてはいません。ラーメン屋のオヤジぐらいの距離に腰を据え我々をお出迎え。カメラを向けても微動だにせずギョロリと視線を向けるのみ。見慣れない動物と視線が交錯するスリルと言ったらない。しかし忘れてはならない、当テーマパークはあくまでリバーサファリである。
圧巻はマナティの群れ。ようやくリバーサファリらしくなってきました。ぶさカワイイ愛嬌のある顔が胴体にそのままついており、のんびりとだらしなく漂う様を見ているだけで癒される。
というわけで、リバーサファリの割に店側の推すポイントも客側が楽しむポイントもリバーとはおよそ関係のないことが多く、ネーミングとその実態の乖離に戸惑いは隠せません。しかし日本には未だ無いコンセプトであることは確か。話のタネにどうぞ。
シンガポール目次
- Ambassador Transit Lounge/
- POLLEN
- ザ・リッツ・カールトン・ミレニア・シンガポール
- シンガポールvol.1
- The Knolls(Capella Singapore)
- マリーナベイ・サンズ
- Palm Beach Seafood Restaurant
- シンガポールvol.2
- db Bistro Moderne
- River Safari Singapore
- Makansutra Gluttons Bay
- シンガポールvol.3
- 香港油鶏飯麺
- Roland Restaurant
- シンガポールvol.4
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