Rayon Vert Cafe。芝公園駅すぐにあるセレスティンホテルのロビーラウンジです。
港区スポーツセンターに歩いて行く途中にいつも通りかかるのですが、常に空いていて居心地が良さそうだったので、ご近所さんを誘ってブランチを(写真は公式ウェブサイトより)。
「ふうん、素敵。カッコいいじゃん」と科を作る連れ。そう、私はこのあと帝国ホテルにおいて大変に立派な披露宴にご招待されているのです。
ちなみに本日のコーディネートはロロ・ピアーナのスーツ、ルイジ・ボレッリのシャツ、チェザレ・アットリーニのタイ、アリアンナのチーフとサイゼリアも真っ青の完璧イタリアン。靴だけはジョン・ロブにしようと磨き抜いていたのですが、午後から雨予報だったのでシェットランドフォックスに急遽変更。
連れはスモークチキンと野菜のボリュームサンド。パンはメゾンカイザーのものであり見るからに美味しそう。ちなみに先のスパークリングワインはランチ限定500円です。ただし夕方から夜にかけてもハッピーアワーで500円なので、要するに一日中ほとんどの時間帯が500円です。
私の生ビールもサービスで500円。三田というちょっと変わった場所であるものの、立派なホテルにおいて酒がこの価格なのには大興奮。
私は黒米のヘルシータコライス。披露宴での食事を前にして、「ヘルシー」という単語に惹かれてしまいました。味は普通というか、沖縄あたりのホテルのプールサイドで食べるそれと大差ありません。
黒胡麻のアイスクリームもついてきました。コーヒーはおかわり自由。週末の午前に開放的な空間でゆったりとくつろいでひとりあたり1,500円程度。ホテルとしては抜群の費用対効果でしょう。
基本的にこのホテルに用がある人しか居ないため、客層が安定しています。都心のホテルはハコは立派なのですが、通りすがりのお茶オバサンとかが沢山いるので雰囲気が乱れるから難しい。
「あたし仕事でしばらく海外だから、渡しとく」と、Dari Kのフレッシュ・チョコレートを頂戴しました。京都で気を吐くビーン・トゥ・バー専門店。パリのサロショには出店するが東京はスルーという玄人好みのショコラティエです。なんと鋭いチョイス。これは間違いなく本命チョコですねわかります。
退店時、軒先のチラシを見て驚愕。アルコールを含んだアフタヌーンティーセットが2.5時間飲み放題で3,500円!!これは本気で取り組むしかないと連れと頷き合う。週末に軽く朝食を取り、港区スポーツセンターでガツンガツンにトレーニングし、帰りにビールを浴びるように飲む。考えただけで心躍るプランが頭に浮かびます。
ところでその後の披露宴はさすがの黒沢祐子クオリティ。ご一緒した女の子が「司会は長谷川さんだ!メイクは二法田さんね」と丁寧に解説して下さり、そのスジの有名人が勢ぞろいといったところ。音響は全て生バンド。文字通り桁違いの素晴らしい披露宴でした。
歓談中、「もしかして○○さんですか?いつも読んでます!」と色々な方からご挨拶頂けました。ネット上の記事って、アクセス数こそ見えるものの本当に読まれているのかは現実味に乏しいので、このような生の反響は素直に嬉しい。
「最近の披露宴にしちゃ珍しく派手ね。ウキウキしちゃう。もっとも、あたしは結婚式の時はヘリコプターからの登場だったけど」バブルかよ。
隣席の知人から「ねえ、○○ちゃん(私の名)。ふたりが中座してる間にさ、あそこで一緒に写真撮ろうよ、腕組んでさ」とのリクエスト。それは別料金で3万になります、と笑顔で返す。「うーん、コンビニのATMってドルおろせないからなあ」と頭を抱える彼女。3万ドルか、悪く無い。
関連記事
芝公園あたりは飲食店が少ない。その中でのお気に入りをご紹介。
- ル・パン・コティディアン ←雰囲気抜群。最高の立地。屋内屋外いずれも素敵。ただしトイレが死ぬほどダサい。
- ステラガーデン ←12時ピッタリに東京タワーの灯が消える瞬間を。
- ナポリスタカ ←星型ピザは唯一無二の美味しさ。
- オデリスドドディーヌ ←大門駅すぐ、カジュアルで使い勝手の良いお店。でも料理はきちんと美味しい。
- レピフエドディーヌ ←ディーヌ系2号店。安定の費用対効果。
- レジャルダンデドディーヌ ←ディーヌ系3号店。ポーション控えめだけど一番雰囲気が大人。
- タイ国専門食堂 ←費用対効果が抜群。オススメです。
- 味芳斎 ←唐辛子でガツンと直線的に攻める店