年末年始に11日間のクルーズで海外へ vol.11~長崎~


長崎を訪れたのは3度目なので手馴れたものです。妻に「好きなところ、何処へ行っても良いよ」と鷹揚に構える。11時前に上陸して16時に帰船という限られたスケジュールながらも中々テンポ良く巡ることができました。

■軍艦島
前日から「8時ぐらいに軍艦島脇を通るから」と告知されていたのに、思いっきり寝坊してしまいました。起きた時にはもう窓の外に。今から着替えてデッキに出ては間に合わないので泣く泣く船室より。長崎港からは上陸ツアーが催されているので、今度はそれに参加してみたいです。


■グラバー園
幕末から明治にかけ、長崎の地において成功を収めたビジネスマン、ミスター・グラバー。彼のオフィスや文化交流となった木造の洋風建築群です。神戸や函館の異人館あたりに雰囲気が近い。


■大浦天主堂
歴史的に意義のある教会のようですが、酷かったです。大して立派じゃない上に撮影も禁止。どんなに粘りに粘っても10分も滞在できない。そのくせ600円も徴収。お隣のグラバー園は異国文化や絶景を楽しむ最高のお散歩コースで610円、後述する浦上天主堂は何倍も立派で格好良いのに無料。すごく不満を感じました。もちろんこのような文化遺産についてはコストの大小を論じるべきでは無いとは頭ではわかっていても、生理的に受け付けない。後のヒステリック・グラバーである。


■福砂屋
https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42005737/
長崎にゆかりのある知人が「カステラなら福砂屋が一番」と太鼓判を押していたのでお土産を。なるほど卵の風味が豊かであり上等な鮨屋のギョクを食べているかのようです。甘さは控えめなのですが、ジャリジャリとした砂糖の粒がアクセントとなって味わいに変化があります。


■長崎卓袱浜勝
https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000104/
前半の、おせち料理的な料理が続いた際は「ふーん、こんなもんか、ちょっと高いなあ」という印象でしたが、刺身あたりから満足度が跳ね上がりました。詳細は別記事にて。


■路面電車
長崎の市街地を縦横無尽に走り回り、どれだけ乗っても120円。乗り換えが生じたとしても、無料で乗り換えチケットを貰えます。先頭に乗って運転士の手元を見ながら景色の流れを楽しむのがオススメです。


■通りすがりのスーパー
物価調査のために入店。魚が安くて旨そう。東京であれば5千円は超えそうなお刺身の盛り合わせがたったの1,980円。しかもピカピカに輝いておりとても魅力的。長崎の人が東京で魚を食べると怒るに違いない。


■眼鏡橋
アーチが川面に映り込み、合わせると眼鏡に見えます。現存する日本最古のアーチ型石橋だそうな。地味にすごい。


■平和公園および原爆落下中心地
ここへ来ると自然と背筋が伸びます。たまたま妻が「終戦のローレライ」を読んでいる途中だったので、詳しく説明して下さいました。妙に外国人が多く、平和祈念像のポーズを決めたり、突然のセルカを始めたりと、どうも意義が上手く伝わってないようです。

ちなみに上記の本によると、アメリカ人に「ナガサキ・ヒロシマと言えば?」と問うと「ジュードー!」と返ってくるようです。


■浦上天主堂
日本最大級のカトリック教会。原爆で破壊された後に再建されたものです。大浦天主堂よりも威風堂々としており、それでいて無料。


■長崎西高等学校
長濱ねるの母校です。偏差値70という、長崎きっての名門校。ちなみに私の好きな順番は、てち、ねる、虹花、栗太郎、菅井様です。乃木坂だと七瀬、みなみ、まりっか、ちはる、伊織です。48系はちょっと増えすぎて管理不能になりつつあります。



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