ピカールとビオセボンの食材でパーティ


いつものメンバーでクリスマス会。18時開始だったのですが、「始まる前に仕事の打ち合わせさせて」と、不動産王パリスヒルトンが1時間ほど前に到着。

私は紅茶だけ出して料理に勤しむのですが、所々聞こえてくる単語からすごくお金の香りがするので気が気でなかったです。
「○○さん(私の名)のお誕生日が近いですし、○○さんが好きそうなのを狙ってきました!」ベリーとハチミツとナッツが織り成す強烈で複雑な香り。味わいにも骨格がありコクがある。これが要するにシャンパーニュだ、と言わんばかりの極上品です。

「でしょう?すごく時間かけて悩んだんですから!」しかしそれが遅刻の理由とは認めない。
教養深いパリスヒルトンはお花の達人でもある。1年のお礼にと、和薔薇のアレンジメントをプレゼントして下さいました。ちょっとくすんだ独特の色合い。シックで奥ゆかしい。

そういえば、今、どこに住んでるんだっけ?と彼女に問うと、「自由が丘の家が多いかな?広尾の家は寒くって」都内の一等地を転々とする富豪の家出少女。
クリスマス色の強い料理を主体としました。味は悪くないのですが、盛り付けが雑。こういうところでプロと素人の差が如実に現れます。
良いブリが手に入ったのでカルパッチョ。とても美味しいのですが、ダサい。自分の美的センスの無さに愕然としました。
そうそう、今回の野菜は全てビオセボン(Bio c' Bon)から調達しました。
野菜の味が濃い。値は張りますが、味は確かです。
差し入れにイチゴちゃんを頂きました。これ単体でクリスマスカラーを成立させる優れた食材。
パイはピカール(Picard) 謹製。トマトとバジルの角パイ、ほうれん草とリコッタのロールパイ、シェーブルのロールパイ、黒オリーブとアンチョビの菱形パイ。冷凍食品とは思えないほどの出来。しっかりと美味しい。
30個入りで735円は大変お買い得です。
ラタトゥイユもピカールより。イタリア産のビオであり、野菜の本来の豊かな風味が感じられます。「すごく美味しい!○○さんが作ったの!?」と絶賛の嵐。うっかりピカールの手柄を横取りしたくなりましたが、きちんと冷凍食品です、と白状。冷凍食品でこの味はすごい、と一同唸る。
こちらも600グラムで843円と、作る手間を考えれば大変リーズナブルです。ちなみにビオじゃないラタトゥイユは同じ値段で1キログラム入りでした。
シャケとホウレンソウのグラタン。たっぷりのタマネギで甘さを加え、マイタケで香りを引き立たせます。やっぱりこういう料理は大量につくるのが吉。
ロティサリーチキンは東麻布のハドルカレーダイニングより。電話で予約しておくと、小橋建太似の店主がこんがりと焼き上げてくれます。肉に奥までしっかりと味が沁みている。パーティが一気に華やぐ料理です。
付け合わせはピカールのポテト。フライパンで焼き目を付けてから、鶏と一緒にオーブンで温めました。
ニュージーランドのピノが素晴らしかったです。濃縮したクランベリーやアセロラのような香り。口に含むと思いのほか分厚い味で、タンニンが柔らかく深みがあり、とてもバランスが良い。それにしても、1万円を超えるワインがスクリューキャップって何か変な感じ。
〆の炭水化物は日進のベーコンにモッツァレラチーズ、
ピカールのナスを使用。
ソースには先日のBBQ(後日掲載)で、みのりファーム池澤さんより直接購入したトマトソースを使用。このトマトソースが本当に美味しくって、混ぜるだけで飛び切りのパスタが完成します。
今週誕生日を迎えた女の子にトシヨロイヅカのバースデーケーキ。バナナとチョコの最強タッグ。しっとりとしたチョコレート生地に、生クリームとチョコレートクリーム。みんな大好きなスイーツです。

ところで、最近のタケマシュランは恋愛コラム化してきてちょっとウザい、とお叱りを受けました。「女の子とゴハン食べに行くくだりはいいんだけどさあ、もっとその、先の話は書かないの?ベッドインの話とか」妻が隣に居るというのに、それは無茶な要求というものである。

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私の参加するワイン会は、ヲタクが集まるというよりは、ワイワイふざけながら飲む形式です。全くの素人もウェルカム。ワインはみんなで飲むものだ。下記にテーマ別にまとめておきました。
ワイン会で料理を提供する際に参考としています。ワイン会の主役はワインであり料理は場が華やぐ程度の彩りさえ確保できればOKと割り切る。あえるだけ、焼くだけ、のせるだけ、ちぎるだけ、混ぜるだけなど、とにかく簡単に作れるレシピがたくさん載っています。