神田でめちゃめちゃに酔っ払うという試みを定期的に実施しているのですが、今回は休日の前夜に、万全の状態で、細大漏らさず、満を持して、準備万端でメチャメチャにあげぽよしようという企画。その待ち合わせ場所、すなわち0次会として当店が選ばれました。
ノミネートされた理由は「中とろでうにを巻き、その上からこぼれいくらをたっぷり乗せた贅沢グルメが500円」という触れ込みで東京カレンダーで大絶賛されていたからです。
日替わりで「うに軍艦の天ぷら」がある場合も。 「毎朝築地でその日の分だけを仕入れていますが、当店の親会社が20店舗ほどの飲食店を運営している会社であるため、20店舗分を一気に仕入れます。そのため鮮度のいい魚介を比較的安く提供することができています」と、この説明でアガらない魚好きはいるまい(以上は東京カレンダーwebサイトより)。
19時過ぎに到着。軒先に少しの行列ができていましたが、5分も経たずに入店することができました。回転がびっくりするほど速いです。
まずは名物の「炙り中とろ生うに巻き」。しかしウニが1ミリも入っていない。。。その分イクラがどっさりと設営されているので、費用対効果という意味では抜群なのですが、やはり料理名にウニと書いているのであればウニを仕込んで欲しいところです。
越乃寒梅は3階層の器に並々と注がれます。これで480円はお買い得。獺祭や十四代などのプレミアム系も700円と格安。
連れが到着。全席立ち飲みなので、「もうちょっと詰めてもらえますか~」というノリで融通がきく弾力的なお店です。当然に彼女も「炙り中とろ生うに巻き」を注文。すると今度はたっぷりとウニが入っていました。私の注文時は単純に入れ忘れただけなのかもしれません。
まぐろかつ。逞しい赤身を軽やかに揚げ、素敵に火を通したもの。塩で軽く頂いたのですが、まるで牛肉のように食べ応えがありました。
次の予約があるので飲み食いは控えましたが、非常に費用対効果に優れたお店です。一方で、立ち飲みであるため落ち着ついて飲むという用途には不向き。
また、私の連れが大層な美女であるためか、隣のひとり飲みのオッサンが無遠慮な視線を投げつけ続け、我々の輪に何とか加わろうとしてきて面倒臭かった。
客同士の交流が好きな人には堪らない舞台かもしれませんが、私のようにアスペっぽい人には雰囲気が馴染まないかもしれません。
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