東京ディズニーシー/舞浜


築地での鮨ランチの後はディズニーシーへ。我ながら海外からのゲストを案内するに最高のプランである。
ディズニーリゾートラインは驚くほどガラガラでした。曲線のある座席にゆったりと座ったのは生まれて初めてかもしれません。

それにしてもこの電車賃の高さには毎度毎度納得がいかない。舞浜駅からディズニーシーまでのバスを片道100円で始めれば大もうけできるのではなかろうか。色んな大人からすごく怒られそうだけど。
地球の前に見慣れない船がありました。どうやら15周年を記念して色々なイベントが催されているようです。

それにしても日本のディズニーには若い女の子が多い。また、コスプレ率も異常に高い。数年前は過度なコスプレは痛い扱いだったのに、今となってはコスプレが普通の域に達しています。何のアイテムも身に着けない我々は完全に非国民状態。

それでも衣装の過激さと本人のかわいさが反比例するトレンドは変わりませんね。美女はちょっとリボンつけるだけに留めるものです。
まずはディズニーシーの美点、酒である。
私は限定品のミックスベリーのビアカクテル。連れは普通のビールです。

なお、飲みながらだとアトラクションの列に並ぶのはNGで、酒を持っていると立ち入って良いゾーンも限られます。仕方がないので飲み終えるまでベンチに座ってまったり。入園してから1時間経ち、「ねえ、あたしたちまだビールしか飲んでない。いいかげん何か乗りましょうよ。何しに来たんですか」と至極真っ当な正論で叱られました。

■アクアトピア/★
じゃあ次に目に付いたアトラクションに問答無用で乗ろう、ということで目に付いたアトラクション。平和です。基本的に左回りが多く、途中で右回りして欲しくなります。

■インディ・ジョーンズ・アドベンチャー/★★
我々を除いてすべてがJKという車両でした。クリスタルスカルの台詞は「ぶれいものー」でした。個人的には「おろかものー」が好きです。それにしても日本の女の子はかわいい。アメリカのディズニーはデブばっかなのに、東京ディズニーランドでは5秒に1人ぐらい可愛い子がいる。

■マジックランプシアター/★
ここは生身の人間のパフォーマンスは素晴らしいのですが、映像に切り替わってからはイマイチです。一方で、ジーニーのテンションの高さには瞠目する。躁病のようなしゃべりの速さは、トップクラスの吉本芸人のようです。

■タートル・トーク/★★★
私がディズニーシーで、いや世界のアトラクションで最も面白いと思うモノがコレかランドの「スティッチ・エンカウンター」。アドリブでCGと会話できるのですが、声優のコミュ力の高さといったらない。

■ファンタズミック!/★★
魔女的な人から「私と私のイマジネーションと勝負だ!」と謎の喧嘩を吹っかけられ、「僕の夢だぞ!」と言いながらドラゴンをしばき倒すショーです。火をチョロチョロと吐くだけで特に誰にも迷惑をかけてないドラゴン。断末魔の叫びの中、沈み行くドラゴン。少し可哀相。

■スカイハイ・ウィッシュ/★★
「今年花火見るの初めて!」と眼を輝かせる連れ。シンガポールでは規制が色々と厳しく、年に3度ぐらいしか見る機会がないとのこと。

■ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ/★
「列車がステーションに到着します」とルー大柴に溢れる乗り物。近くのJKが広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」をみんなで仲良く歌っていました。よく知ってるな産まれてないんじゃないかこの曲が売れた時期って。

夕食は「ニューヨーク・デリ」というサンドイッチ主体のお店に行きました。セット料金にプラス340円で、ソフトドリンクSサイズをビールに変更してくれます。なんと素晴らしいシステム。
マイル・ハイ・デリ・サンド。高く高く積み上げられたサンドイッチに恐れ戦きますが、実は2つに分離される仕組みとなっています。味わいはコンビニとパン屋の中間といったところ。付け合せのピクルスが貧相で意図が不明です。

食事をしながら人生観や仕事への取り組み姿勢など、真面目な話をたっぷりと楽しみました。15時過ぎに入園し、大してアトラクションにも乗らず、ビール片手に「継続することの重要性」について熱い議論を交わす。

「今日は本当に楽しかった!○○さん(私の名)と話しているとホント楽しい。○○さんが有名人になったら、私が帰国した時に全部アテンドしてくれたんだ、ディズニーシー連れてってもらったんだ、ってみんなに自慢するの」と上機嫌な彼女。

私の東京コーディネイト力も捨てたもんじゃない。新たなディズニーの楽しみ方の提案である。

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