食い道楽がひきこもるとこうなる


「タサキ・ショック」すなわち日本ソムリエ協会会長に田崎真也が就任し、ソムリエ試験の出題傾向が大幅に変化したことにより、あちらこちらより悲鳴が上がっています。ちなみに「タサキ・ショック」という言葉は私の造語です。使って下さい。流行らせましょう。

そんな折、ひっそりとチーズプロフェッショナル試験の2次試験の開催されました。その勉強のために私は数日間家に閉じこもりカンヅメ状態に。終盤の追い込みに定評がある私は本気モードの際、勉強以外の全て、すなわち食事でさえも犠牲にしてしまうのです。

それでも補給という意味で何か食べないと勉強効率は悪くなる。どうせカロリーを摂取するのであれば美味しいものを食べたいとあれこれ呻吟している時にUberEatsのプレスリリース。渡りに船と集中的に利用しました。
まずはバーガーマニア白金。キャンペーンで500円のアボカドチーズバーガー。なるほど立体的なハンバーガーであり、マックやロッテリアなどとは一線を画す出来栄えです。バンズの膨らみ方もチーズの溶け方も堂に入っており、申し分なく美味しい。もちろん20分近くの旅路のもとに届けられた品であるため、バンズやポテトが若干のマジおつかれﾍﾅﾍﾅ丸なのは仕方がありません。
ダブルチーズバーガー。こちらは肉が倍量であれば肉汁も倍量。したがってバンズのヘナヘナ感が一層です。それでもパティの迫力は圧倒的で、これを不味いという日本人はいないと思います。
お次はクリスプ・サラダ・ワークス。こちらもワンコイン・キャンペーンの対象でした。普段であればサラダだけで1,000円を超えてくるのでゲゲゲと思いますが、今回は左のサラダがたった500円でした。
スーパーの惣菜サラダとは月とスッポン。ここの野菜はかなり美味しいです。野菜だけでお腹いっぱいになるのは日頃の背徳感をうっちゃるのに最適。ワイルドライスのように素人が仕入れると高くつく食材にトッピングを絞れば極めてオトクなお店です。
タコリッコ。アークヒルズにあるメキシコ料理屋です。賢明な読者の皆様は既にお気づきかもしれませんが、私はチェリーピッキングの達人であり、当然にこのブリトーも500円である。
外観は白い太巻きのようですが、その内訳はたっぷりの鶏肉に野菜、ライス、豆です。思いのほか炭水化物が多く、ズッシリと重い。
22:55という非人道的な時間に小腹が空く。UberEatsの提供時間は23時までと記載されているのですが、これはラストオーダーの時間であり、23時までに注文を済ませればその時間を超えても配達してくれるのです。お店は麻布十番で夜遊びする方なら誰でも知っている十番右京。
スペシャリテのトリュフたまごかけご飯が500円！店舗で食べれば2,000円近くする逸品です。それにしても、晩夏にたまごかけご飯をデリバリーするだなんて、世界広しと言えども当店だけではないか。
知床牛すき焼き。これはやや冷め気味であることを差し引いたとしても、見事な味わいでした。次回は是非、店舗においてできたてを食べてみたいところです。ここにも生卵。

食べログで3.5を超えるレストラン（全体の僅か4%）の料理が自宅に持ってきてもらえるのは心から嬉しい。エピキュリアンには堪らない仕組みです。

右京のように、酒ばかり飲んで長っ尻する客が多い店にとっては、厨房の稼動を上げるという意味では非常に使えるツールだと思います。今、この瞬間に受注するか否かの最終決定権はお店にあるので、繁閑を見極めることさえできれば、厨房の拡張や出前設備への投資を一切することなく、売上だけを増加させることができる。今後新規出店するレストランは、UberEats客を見込んだレストラン設計を行うのも悪く無いかもしれません。

現在はキャンペーン期間中で、ワンコイン・キャンペーンもあれば配達料も無料なので、今のうちに色々と試してみたいと思います。一歩も家を出ることなく。
と、いうわけで、この記事を最後まで読んでくださったアナタ。「UberEATS」アプリをインストール後、プロモーションコードとして eats-q1xjbncdue　を入力すると、配達料が無料のままでさらに1,500円オフとなります。先の「ワンコイン・キャンペーン」も活用すれば、夫婦ふたりが充分におなかいっぱいになれます。週末のランチで是非試してみましょう。ついでに私も1,500円オフとなるのでとっても嬉しいです。

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