Disney California Adventure Park/Anaheim

Disney California Adventure Park。カリフォルニアのディズニーランドの隣に位置する、ディズニーシー的なテーマパークです。
酒が飲めたり絶叫系が多かったりと大人向け。売店が少なく、心なしかDisneylandよりもデブが少ない気がします。その代わりにDisneylandでは見られなかった、デートに来ているカップルがチラホラ。
当パークはDisney's Grand Californian Hotel & Spa、通称グラカリに直結しており、宿泊客は特別な入場ゲートから曜日限定で1時間早く入場することができます。我々は不幸にもその曜日では無かったので、のんびりと10時過ぎに入場。なのですが、午前中は全然空いてますね。仮に1時間早く入ることができたとしても、大勢に影響は無いでしょう。
普通にミッキーがいるのですが、誰も騒がないし、追いかけようともしない。東京でこんなシチュエーションになると、永遠の追いかけっこが生じるというのに。最もテンションが高いのはミッキー本人でした。
見よ、この興味の無さ。申し訳程度に写真は撮るのですが、すぐに買い食いに戻ります。
ランチはリベンジでメキシコ料理屋にしました。シーザーサラダは心の底から普通です。これで10数ドルは高いなあ。
他方、ブリトーは米と豆とアボカドとサワークリームがたっぷりで腹が膨れました。これは割安。そう、炭水化物および糖質が安価な国なんです。太るわけだ。
酒も売っていますが1本1,000円と、ディズニーシー同様に無慈悲な価格設定です。
それでも雰囲気の良いビアガーデンで一杯だけひっかけたと思えば問題なし。

それでは昨日と同様に、以下にアトラクション別の感想を記します。★はオススメ度です。

■Mickey's Fun Wheel/★★★
サンフランシスコ在住のガラパゴス関西人より「全米一怖い観覧車」と太鼓判を押された観覧車。スポーク部分をレールとして貨車が移動する仕組みです。
ブランブランと振り回されます。固定されるベルトなどは無く踏ん張りがきかないため、フリーフォール的な嫌な怖さがあります。とにかく落ち着かない。私は絶叫系では割と強いほうで、LAのSix Flags Magic Mountainや竜神大吊橋の100mバンジージャンプ大磯ロングビーチの飛び込み台スカイダイビングに至るまで、割に平常心でこなして来たのですが、この観覧車の居心地の悪さは斬新でした。

■Toy Story Midway Mania!/★★
待ち時間は25分と東京に比べると全然並びません。ただし、カリフォルニアで「25分待ち」と掲示があればその通りかそれ以上の時間を並ぶ必要があります。東京の場合「120分待ち」とあっても、実質は100分程度で済むことが多いですもんね。

■California Screamin'/★★★
もはやディズニーとは何の関係もありませんが、適度なスリルで楽しめます。ラクーアのジェットコースターぐらいの怖さ。
一回転もあります。レンズを通して見ると他人事のようであまり恐怖を感じない怖く感じない不思議。

■Radiator Springs Racers/★
Disney California Adventure Parkでダントツの人気を誇り、驚きの75分待ち。ファストパスは早々に売り切れでシングルライダーなら45分待ち。仕方なしにシングルライダーで臨みましたが、乗り場近くで「シングル?代わってやるよ」という乗客が連続で2組発生し、結局妻と2人並んで乗ることができました。気の良い人種である。
方向性はスプラッシュマウンテンと同じ。最初はのんびりドライブして世界観を味わい、最後にレースだぜー!みたいな流れでスピードアップ。全然怖くは無いですが、耳元のエンジン音やバンクの角度がリアルで興奮しました。

■Goofy's Sky School/★
観覧車と双璧をなす恐ろしさ。曲がる際に傾斜がついておらず、ガクンと直角に折れるので放り出されそうになります。爽快さはなく不気味な恐怖感で苦手です。

■The Twilight Zone Tower of Terror/
エレベータが落ちるという基本構造は同じですが、ストーリーは東京と全然異なりました。東京のタワー・オブ・テラーはNYのハイタワー3世がシリキ・ウトゥンドゥに落ちてウトゥンドゥというストーリーですが、カリフォルニアでは舞台がハリウッドのホテル。有名子役とその家族がエレベータに乗っている際に落雷に遭いワイヤが切れて落ちたのだけれど、その貨車は発見されず謎の失踪を遂げる…、という話です。LAよりもNYの陰鬱な雰囲気の方がこのアトラクションには合っている気がします。

ちなみに、我々の隣の席にシングルライドで乗ってきた50歳ぐらいの日本人のオッサンが、どう見ても仕方なく付き合いで乗っていそうなのに、いざグイーンと高く昇って落ちる際にには「イヤッァホーウゥゥッゥィイイイィ!」とマリオカートのマリオのような高まりっぷりで、真横にとんだ二重人格者がいると思うと気が気じゃなく、アトラクションに集中することが全くできませんでした。

■Monsters, Inc. Mike & Sulley to the Rescue!/なし
モンスターズインクは25分待ち。これ東京にもあるよなどんなだっけ?と思いながら並ぶと
謎のピンクチラシを頂きました。このアトラクションはふたりで乗ることがそんなに特殊なのかなあ。裏口から入ってすぐの乗り場から並ばずに乗ることに。が、歯が抜けそうなほどにつまらなかった。東京でも印象に残らないわけだ。

■Soarin' Over California/
どんなアトラクションか全く想像がつかなかったのですが、45分待ちと人気がありました。
イスに座らされベルトを繋いでも今後の展開が読めない。足がブラブラするのは酷く落ち着かない。
おおー、こういうことか!IMAXシアターのスクリーンを巨大化して、その前に宙ぶらりんに運ばれ飛んでいる疑似体験。写真右上の足は、隣の車両(?)の人々の脚です。映像もカリフォルニア州の見どころが凝縮されていてすごく気持ちが良い。オススメです。

■Redwood Creek Challenge Trail/なし
体験型アスレチック。
タイヤのブランコやらロープウェーやら色々ありましたが、子供しか使っちゃいけないルールで、大人は見ているだけ。つまり我々にとっては単なるお散歩コースです。子供たちはどのアトラクションよりも楽しんでいるように見えるのですが、旅行者がここでやる必要は無いでしょう。


「北米西海岸」シリーズ目次
今回の旅行ではこの本が心から役立ちました。食やワインに特化したサンフランシスコの紙媒体って意外と少ないんですよね。同じく西海岸を旅する友人に勧めると、5秒の立ち読みで買いました。オススメ!


関連記事
旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。



Instagram