たまにはおにまるじゃない居酒屋に行こうよ、例えば山忠とか、とシイタケ嫌いにリクエスト。麻布十番には「あべちゃん」「居酒屋十番」「こま」のような老舗の名物居酒屋がいくつかあります。
「混み合ってきたら相席お願いしますね~」とお店の方からお願いされ、レースクイーン2人が来たらどうしようと浮き足立ちましたが、その3分後に60前後のじいちゃん2人が我々の卓に加わりました。人生そんなものである。
生ビールで乾杯。正統的な中ジョッキが500円。十番特有の妙にお洒落だが容量は小さいグラスでは決して無い。
トマト。いわゆる普通のトマトです。カットしただけ。
アジの南蛮漬け。小ぶりのアジを丸々揚げて漬け込んだ逸品。自宅で作るには面倒な料理がたったの500円。おすすめです。
チーズフライはプロセスチーズを餃子の皮みたいなので包んで揚げるのみ。単純ですが結構好き。
試しに大ジョッキ1リットルを注文。うごご重たい。全然減らない。これで900円は大変お買い得です。
牛スジ大根もグッド。適度な脂が臭みなく美味。クリアなスープに品の良い大根。
地鶏のから揚が驚くほど美味しい。ムチムチの肉質にジューシーな肉汁。から揚げの出来不出来はケンタッキーよりレベルが高いか否かで判断しているのですが、これはケンタッキーを大いに凌駕します。
最後にギンナンでダラダラ飲む。量がたっぷりハッピーです。
割としっかり飲み食いしてひとり3,500円。これは安い。居酒屋にしては中々に美味しいし文句なし。人気の理由がよくわかりました。
「じゃあ良い時間ですし、そろそろおにまる行きますか」ってどうしてそうなるのかな。
山忠