▼
カッフェ・クラシカ/品川
エキュート品川って便利ですよね。中々に名の通った手土産屋が揃っているので、突然のお出かけの際にすごく重宝します。
食事についても単なる駅構内の食事処の域を超え、百貨店に入っていても問題ないレベル。個人的にはアロマフレスカ系列が結構好きなので、カジュアルラインの当店の存在も有り難いです。
クロスなどは無く簡素な作り付け。それでもきちんとナプキンを出すのは良い心がけ。
カッフェクラシカ風リッチサラダ。なるほど確かにランチメニューの前菜にしてはリッチです。種々の葉物野菜に存在感のあるハム、優しいタマゴ、愛想の良いエビのフリット。彩りも豊かで幸せな気分になりました。
パンは何度でもおかわりできます。フォカッチャは凡庸でしたが、ピンポン球大の小さなパンが小麦の味に溢れて美味しかった。
アスパラソバージュとパルミジャーノ・レッジャーノのリゾット。アスパラソバージュはとっつき易い山菜のようなもので、高級食材です。3,000円を切るランチコースでこれが出せるのは頑張っているなあ。ただ、もう少しチーズの量を増やして率直な味わいにしたほうが私の好みです。
アンガス牛のザブトンのグリル。ザブトンって和牛焼肉のイメージでしたが、確かに同じ牛なのでアンガス牛なイタリアンでも出せるのか。味わいはどっちつかず。こってりとした脂に溢れアンガス牛とは判別できない。やはり食後感が創作焼肉に近いものがあり、これなら炭火で脂を落としながらサッパリと食べたかったです。
ドルチェはバナナのチョコクレープなのですが、これは0点。チョコレートソースが水あめ主体の既製品のような味わいで、甘さで舌が焼けそうになる。 コンビニスイーツのほうが全然美味しいです。
クレープが甘すぎて舌がバカになってしまっていたのでコーヒーについては意見差し控え。
サラダとリゾットはかなり良くて、メインで急失速でした。仮に次回お邪魔するとすれば、シンプルなパスタセットを注文したい。ただ、駅ナカでいつでもこのレベルを食べることができるのは嬉しいです。皿出しのテンポも良いし、使い勝手が良いお店。
ちなみに、アロマ系のお店の我が心のランキングは以下の通り。リンクを貼っておきますので、アロマフレスカ芸人の方はお手すきの際に是非どうぞ。
1位:カーザヴィニタリア
2位:サーラアマービレ
3位:アロマクラシコ
4位:カッフェアロマティカ
5位:アロマフレスカ