コチラ。へ?赤ワイン?なんでですか?と尋ねると「ボージョレ、解禁したよ」とのこと。そうか、完全に忘れてた。
26時前にお店を出ると、下のフロアの「喃喃」というビストロでは解禁イベントらしきものが催されており大変賑やか。お店の外にまでお客が溢れ出ており、その溢れ出ていた子がこれまた美女だったので、申し分のない紳士ならではのマナーとして声をかける。すると店内からスタッフが飛んで来て「もう終わりなんで入れませんムリです出てってください」と追い返されました。
失礼な店だ。もう少し言い方ってものがあるだろう。足は踏んだほうは忘れるけど踏まれた方は忘れないんだぜ。大体、フランス料理に「喃喃」っていう店名おかしいだろ。ナンナン・オブ・ジョイトイかよ。
というわけで、いとど寂しさが募ってきた2015年のボージョレ・ヌーヴォー。縁が無いのかなと諦めかけていると、翌日の夜すなわち11月19日(木)に「2杯だけ飲みに行かない?ボージョレ・ヌーヴォーね」とお誘いを受け、ハイ喜んで!
前置きが長くなりましたが、「カラペティバトゥバ」へ。「今年はボージョレ・ヌーヴォー、やらないんです」と、お店より衝撃的な通達。危うくグレそうになりました。
私は家でクラフトビールを飲んできたので、さっそくどっしり目の赤。
連れは白。自由なふたりである。
当店はバイザグラスで出してくれる種類が多いのが嬉しいですね。プロヴァンスのカベルネ。なのですが、赤系果実の風味が強く面白く、気に入りました。
シャトーヌフ・デュ・パプ。13種は結局覚えないまま試験に臨みました。たまたま出なかったから良かったけど、シニア試験では覚えなきゃいかんかなあ。
ちなみに語呂合わせとして、黒ブドウは「グミとヴァサシ(馬刺し)食べてテがムクむ」、白ブドウは「ピピル大木がブクブク」があるらしいですよ。
〆はガッツリとボルドー。冒頭の「2杯だけ飲みに行かない?ボージョレ・ヌーヴォーね」とは一体何だったのか。
ちなみに当店、割に遅くまでやってるので、ワインバーとして使うイメージだったのですが、「は?飲みにしか来たことないわけ?バカでしょ?冗談は顔だけにしてくれない?ここ、どっちかっていうと食事で有名なのに」と叱責されました。
確かに食べログ4.18トップ500入り。店名は「食欲があれば全てはうまくいく」の意。良い店名だよなあ。次回はきちんとした時間に、フルコースでお邪魔したいと思います。
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麻布十番にはフランス料理屋がたくさんあるのですが、残念ながら割高でハズレなお店も多い。外さない安定したお店は下記の通り。
- ラリューン ←クラシックな調理で正統派。むちゃ穴場です。
- 麻布れとろ ←ここで合コンすれば幹事がモテる(と信じている)。
- RRR ←ワインが割安。飲みまくれ!
- ルバーラヴァン52 ←全般的に安い。2時間で追い出されるのが玉に瑕。
- タストゥー ←トリュフを使ったデザートに身悶え。
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