栄華楼/品川

地方の友人が出張で東京に来ることになったので、急遽仲間で集まり飲みに行くことに。「終電で三島まで行きたい」とのことだったので、品川。店員は全員が中国人で、予約の電話で日本語がイマイチ通じないのでヒヤヒヤ。
前菜盛り合わせ。ネギ塩鶏的なものがわかり易い味付けで良かったです。ただ、ピータン。キテレツ大百科のすいみん不足風に述べるとああ空はこんなに青いのに風はこんなにあたたかいのに太陽はとっても明るいのにどうしてこんなにまずいの?別に戻しちゃうってことは無いけれど、これまでの人生に於いて一度もピータン関連で満足したことがないです。
エビチリ。衣が厚く品がありませんが、エビの大きさと量はまずまず。
小籠包もアクセントとしては悪くない。
ギョーザは王将の倍の大きさ。だがしかしタネと皮が分離しており見かけ倒し。
鶏肉マヨ。うーん。エビマヨ、というかエビの偉大さを思い知らされました。鶏肉にこの味付けだとモッタリしちゃって全然美味しくないですな。
麻婆豆腐はタレ(?)の部分がいいですね。豆腐は品質の低いものを手を加えずグズグズと混ぜ込んだだけでペケ。
豆苗はMSGバリバリでシブセンマックのよう。わかっちゃいるけどやめられない。
〆はチャーハン。中華料理屋でこんなにグズグズなチャーハンは珍しい。普通パラっとしてるんじゃないのかね。杏仁豆腐も美味しくなさそうだったのでパス。

色々と書きましたが、この立地でこれだけの品数を出してサービスのテンポも良く飲み放題もつけて4,000円チョイは非常に優秀。今後も通い続けることになるでしょう。



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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。