「鎌倉へ桜を観にいこう」がコンセプトだったのですが、先日のグランクラスに全く以って不満だったので、やはり快適な旅は自らプロデュースすることが確実。グリーン車にシャンパーニュを持ち込む。これが俺のジャスティス。
F1のシャンパンファイトで使われるやつです。ちなみにレストランでオーダーする際は、「ジー・エイチ・マム」ではなくて、正しい発音で「ジェ・アッシュ・マム」と告げるのがカッコ良くて、女子から恋に落ちる音が聞こえるかもしれませんよ。
水と氷が不要のワインクーラー、ならびにアウトドア用の割れないグラスも持ち込む。全て万全。俺に勝てるのは俺だけだ。
お惣菜は品川のクイーンズ伊勢丹で調達。ニース風サラダに
エビアボカドサラダ、
惣菜盛り合わせ。美味しいですね。品川から新幹線で出張する方は、新幹線駅構内のお弁当買っちゃダメですよ。ちょっと斜め上のクイーンズ伊勢丹で買いましょう。
おつまみのPOPにたどり着く前に鎌倉着で時間切れ。あと1時間は乗ってられるぜ。そういう意味で、結局今回も非常に慌しい列車の旅となりました。そう、列車で飲むとギリギリまで楽しんでしまうから、結果的に慌しくなるのかもしれない。飛行機だと最後の60分は飲食禁止みたいな雰囲気になり、それがダウンタイムとして作用し、結果として落ち着いた旅を演出してくれているのかもしれません。考えすぎですかそうですか。
一気飲みして慌てて荷物をまとめて飛び降りたのでどうにも落ち着かない。平静を取り戻すためにまずはお茶。「段葛こ寿々」へ。わらび餅の名店です。独特の粘着性を伴った食感が楽しい。それにしても食べてばっかである。
鎌倉らしいことをしなきゃということで、大仏。相変わらずの威風堂々っぷり、好きだなあ。屋外にあるのがいいですよね。それにしても外人が多い。空間の8割が外人で我々は完全にマイノリティーです。
都心の桜は散り始めだったのですが、鎌倉は満開でした。前日に会った奈良の方は「関西はまだ満開やおまへんで」とのことだったので、日本って広いですよね。「広いニッポンそんなに急いでどこへ行く」と言い出した奴は世間知らずで教養に乏しいボンクラである。
鶴岡八幡宮。夕方なので人はまばら。鎌倉は週末の昼に凄惨な混雑っぷりを発揮しますが、夕方以降は快適です。
歩き疲れたのでガーデンハウスレストランでお茶。
「季節のスムージー」を注文するとマンゴーとパイナップルでした。どこの季節やねん。でも両方とも好きな食材なので私は一向に構わん。この後、ビストロでディナーですが別記事で記載させて頂きます。
というわけで、めちゃくちゃ楽しかったっすウヒョヒョ。通常の鎌倉楽しい度が100として、今回は160。そしてそのうち155を構成しているのが往路。工夫した点と言えば、グリーン券とシャンパーニュとお惣菜のみ。たったこれだけの違いで見慣れた観光地が色味を帯びてくる。今後も少しづつ少しづつ物事の進め方に違いを見出し、変化を楽しんでいきたいなと考えた1日でした。