アップタウン/東銀座

パイセンがタイ赴任することになり慌てて壮行会。会の2日前に「オマエ飲み屋詳しいんだろ予約しとけよ8~10人で20時から東京駅近辺。あ、22時以降もバラバラ来るから」。なんちゅう無理難題。てゆーか僕、今、高松にいるんですけど。さすがに東京駅近辺は23時に全部閉まるので、場所だけは銀座とさせて頂きました。
 私は人生で1度も遅刻したことがなく、当日も30分前に着いてしまったので、近くのファミマで立ち読み。15分前に私と似た感覚の連れも偶然ファミマに現れたので、先に乾杯。SPAを熟読していたことはバレていないはず。
 カリフォルニアなんとかサラダ。凡庸かつ量が少ない。
 コブサラダ。これも量が少ない。コブサラダって量だけが取り柄なのに。
 スパークリング1杯と生牡蠣2ピースで1,500円と悪くないディールだったので注文。
 だがしかし牡蠣の味が薄くアウト。普段の牡蠣会のレベルの高さを再認識。
 非常にクリア。クリアすぎて印象なし。
 オイスターシューター。私はアンチョビマヨネーズ味を頂く。こちらはソースが濃厚で良かったです。
 カラマリ。油が悪くベチャっとしてる。身も小さい。
 コッポラのワイン。話題先行と思いきや、意外にも好きな味でした。
 ピザは
 数種注文しましたが、いずれも小さく美味しくない。
 パスタの味も推して知るべし。
 ここでお金を使うべきでは無いと判断し、最も安いワインへ移行です。
 フィッシュアンドチップスもケルヒャーで一掃したくなる味でした。
大勢でお邪魔すると色んな種類飲めるのがいいですね。

というわけで、というわけなお店でした。まあ、冒頭挙げた条件で美味しくリーズナブルなお店なんてこの世に存在するわけもなく、突然の予約でも大人数を受け入れ可能であったということが当店の価値なのでしょう。

ただ、今回の使い方も間違っているような気がします。カウンターでカキ2ピースとビールを飲んで、カクテルを2杯飲んで1時間で5,000円払って帰る。これが正しい使い方なんでしょう。食事の味がどうのこうの言う私が野暮。すいません暗い話して。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。