「大川の滝」。おおこのたき、と読みます。印象なし。
「屋久島いわさきホテル」という、JRホテルと双璧をなす高級ホテルへ。館内の吹き抜けには縄文杉のレプリカが鎮座。このレプリカの工費は7,200万円ですと。高いのか安いのかわからん。減価償却ってするのかしら。耐用年数は何年なのかしら。
素晴らしい景観。日本平ホテルを思い出しました。ハコという意味ではJRよりも格上かもしれません。
連れは驚きの天ぷらそばセット。屋久島および九州に1mmも関係していない。
さすがにそれはちょっとアレなんじゃないかと5分ぐらい説教し続けると、しぶしぶ「いわさきホテル農園産グァバジュース」を注文。よしよしそれでいい。それが旅行だ。
私は屋久満御膳という郷土料理セット。すんごいボリューム。
とんこつが格別美味しかった。とんこつとは鹿児島の郷土料理で、骨付き豚肉を味噌・黒糖・焼酎などで煮込むもの。聞いただけで美味しそうですよね?そうなの美味しいの。
「千尋の滝」。これは中々インパクト大。滝そのものはどうでも良いのですが、滝の左・うしろ・右にある巨大な岩!これ、それぞれ1つづつの岩なんですよすごくないすかでかくないすか?しかもほんとに岩からコケが生えていて、その上に木が伸びている。土なんか一切なし。すごくないすか?こんなギリギリな状態で木が生えるという奇跡。すごくないすかそうですか。
焼酎作ってる「本坊酒造」さんを見学。女性杜氏が丁寧に説明して下さいました。作り手の顔が見えるって嬉しいですね。「仕事の大部分は掃除ですね。掃除ばっかしてます。完璧にクリーンでないと、いいお酒は作れません」とのフレーズが印象的。
色々と試飲させて頂きましたが、焼酎を飲み馴れていないので良し悪しの判断に自信を持てず、結局何も買いませんでした。なんだか申し訳ないです。高山の酒蔵みたいにお金取ってくれていいのに。
屋久杉の工芸品のお店「杉匠」へ。採っていい屋久杉は限られており、もう殆ど残っていないので高騰し続けているとのこと。石原裕次郎の仏壇は購入当時5,000万円もするすげえやつだったらしいのですが、現在同じものを注文したとすると、2億円は下らないとのこと。
「八万寿茶園」という、お茶を取り扱っているお店でソフトクリーム。屋久島はお茶の栽培が盛んなんですって。味は良くもなく悪くもなく、今あなたが想像している味の通りなのですが、200円という安さは素晴らしい。
「屋久島」シリーズ目次
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