オーベルジュ・ド・リル トーキョー/六本木


六本木EXシアターの裏手、すんげー場違いな城。
ひらまつ特製のドゥラモット。美味しいのですが、高い。ハウスシャンパーニュのくせに16,500円とかだった気がする。やりすぎでしょう。
ニシンの燻製に大根たち。ニシンはスモーキーで美味しいのですが、いかんせんポーションが小さい。あと3口欲しい。
パンはまあまあです。
悪く無いのですが、シャンパーニュと方向性が全く同じで飽きました。
ホワイトアスパラガスとツナのシーザーサラダ。シーザーサラダと聞いてもっと暴力的なものを想像していたのですが、上品な仕上がりでややがっかり。ホワイトアスパラガスはまだまだ細い。ツナは旨味が乗っていなく、一方でソースは主張が強すぎてイマイチです。
なーんか飲み覚えあるなあ、苦手だなあと思ったら、キャーブドひらまつでした。やっぱ何度飲んでも苦手なものは苦手。
サワラの低温に春菊のソースにキャベツ。うーん、低温っていうほどねっとりとしてないし、そもそもサワラだしなあ。高級フレンチなら、もっと、こう、バーンと高級魚にして欲しいものですな。
シラー&グルナッシュの割には親しみやすい。
ラムは適度に野性味が感じられ、ポーションも充分で満足できました。
ホワイトチョコのムースにブラッドオレンジのエスプーマ(泡)。チョコが素直に美味しい。オレンジの味が際立っていてやや×。もっとチョコチョコして良いのになあ。
コーヒームースにクレームブリュレ、コーヒーアイスにサクサクパイ。これはわかり易く、美味しかった。ポーションも充分。一気に満腹中枢が刺激されて心地良くクライマックスを迎えることができました。
コーヒーで〆。
ミニャルディーズはマカロンが良かったです。
連れはバレンタインにサダハルアオキのチョコを下さったのですが、お返しにもサダハルアオキ攻撃。一番デカい箱にするとやはり圧巻。あげたくせにどうしても興味深いフレーバー、わさび味をおひとつ頂いたのですが、本当にわさびの風味が効いていて面白かったです。外人に絶対ウケる。


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ひらまつ関連のお店にはかなり行きました。全般的に「外さないレストラン」で安心できるのですが、たまにハズレもあります。

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。




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