「のっけ家」という焼津直送の海鮮丼屋へお連れ頂く。「赤富士丼」という、山盛りのネギトロにとろろをかけたもの。どう考えても美味しいですな。満足じゃ。
「セットのうどんでーす」なんちゅうボリューム。さらにこちらにみそ汁もついて999円。圧巻の費用対効果。しかしうどんはいらん。いらんから100円引いてくれ。
19:00に静岡在住の連れと合流。「終電は22:24ですよね。まずは静岡の魚。その後は駿府城の桜を楽しんで頂いて、最後に名物の静岡おでんで〆ましょう!」充実の3時間。前回もそうですが、彼女の提案力は抜群なのです。私は日本のどの都市にも親しい友人がおり、どこへ行っても地元民が案内してくれるという仕組みを構築しているので、どこでも幸せに生きていけるのです。
静岡県産高糖度フルーツトマトのアメーラ。甘みを楽しめる割にクドくなく、美味しかった。
刺身はホウボウとクロムツが秀逸。やっぱ地元で獲れたものをすぐに食べるのが一番ですなあ。
太刀魚の塩焼きで〆。1時間の滞在でしたが大満足でございます。
駿府城へ向かう。夜も開いてて自由に入れるって珍しい。
3月18日だというのに満開。なぜこの1本だけ?桜であってるよね?色々不安になりました。お花見をフライングゲットできて嬉しい限り。
メインイベント。静岡の歓楽街の脇にあるおでん横丁。伝統的な飲み屋が集い、良い雰囲気。
その中でも一番人気の「三河屋」さんを予約して頂いておりました。
うっわー!最高ですなこの環境!素晴らしきエンターテインメント!「おねーさん、よく来てくれるね!ありがとね!」と常連感。
静岡割りで乾杯。焼酎の緑茶割りです。カテキンがザキザキして、焼酎の独特の臭みが抑えられ気に入りました。
「おこのみ」と「なると」。だし粉と青海苔を振り掛けるのが静岡流。関東のおでんのようにスープはつかず、しっかりと味の染みたタネのみを食す。
「牛スジ」に「黒はんぺん」。黒はんぺんはアジやイワシをすり身にしたもの。いやゆるはんぺんのようなフワフワのあーりん感はなく、さつま揚げのようなノリ。
レンコンのフライ。手のひらサイズかつ厚さ3センチ以上。人生で一番レンコンを食べた夜でした。
焼き茄子は巨大な茄子を十数分かけてじっくり焼いて下さる。ポン酢とあわせてさっぱり。
牛タン塩焼き。サイコロ大の大きさで歯ごたえ抜群。
サツマイモの素揚げで〆。
ご夫婦ふたりだけで切り盛りする8席ほどの小さな店。ノリの良い大将をハブに自然と客同士の会話が弾む。「このお店が好きなあなたと私はきっと気が合うよね」という一体感。そうだやっぱ食事と酒はみんなで楽しむものだ。ごちそうさまでした!
http://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22000762/
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和食は料理ジャンルとして突出して高いです。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの和食ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い和食なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
- くろぎ/湯島 ←吉野川の天然鰻に悶絶。ただちょっと割高かも。
- 温味/すすきの ←旨い!多い!安い!完全無欠の三ツ星和食店。
- 龍吟/六本木 ←モダンスパニッシュとさえ感じる前衛的な和食。外人にオススメ。
- えさき/青山 ←こちらも創作気味。ミシュラン三ツ星和食にしては圧倒的な安さ。
- 季節料理なかしま/白島(広島) ←同じくミシュラン三ツ星和食にしては圧倒的な安さ。
- 歓盃 人形町田酔はなれ/人形町 ←飲んで食べて1.5万円。このあたりが分水嶺。
- 日本料理TAKEMOTO/代官山 ←2万円を切ってくる。私にはこれぐらいがちょうど良いです。