ワイン1本持参とのことで、私は事前に「泡を1本持って行く」と連絡しており、そこでマグナムボトルで「確かに1本だけど、でけーよw」的なツカミを期待してたのですが、他の参加者皆が皆、かぶせて泡を買ってきており、私の無駄に洗練された無駄のない無駄な動きは無駄に終わりました。
自家燻製サーモンとセミドライトマト、フェンネル蕪のチーズムースのアミューズ。旨味が強く、食欲に火がつきます。
ホタルイカとスイスチャードのアンチョビソテー。不勉強でして、スイスチャードという野菜を初めて知りました。食事は奥が深い。
瞬間燻製の長崎の鯖とサヨリ、紅心大根のソース、淡路の大森さんのトマトのマリネ。ソースがタラコと錯覚するような味わいですごく好き。トマトはこの日の朝、生産者から直接手渡しですって。大森さんすごく美味しいです。
菊芋のヴルーテ、菊芋のチップスとたらの芽のフリット添え。菊芋大好き。そしてたらの芽。今日は野菜たっぷりで素敵。
三重の天然鯛!
ポワレにして、香草と鯛の出汁のソースで頂きます。ガロニは葉玉ねぎのロースト。ほんと野菜のセレクションが渋いぜ。
イベリコ豚とマンガリッツア豚のソテー、大なめことカーボロネロのソース。カーボロネロも初耳。ここまでバラエティに富んだ野菜を使用した食事は珍しいですね。ミシェルブラスの野菜コースを思い出しました。
エダムチーズケーキとリンゴの発酵バターソテー、チーズクリームトライフル!そして
ブルーボトルコーヒー!!オープン翌日に待たずにのんびりと味わえて幸せです。オープン当日は500人の行列で3時間待ちだったらしいですよ。
と、優雅な食事っぽい記述ですが、その実はスーパー大宴会でした。とにかく泡泡泡。ソープランドです。飲みやすいからグイグイいって危険極まりない。さらに「買出しいってきまーす」とかいってマジで危ない。平成のどんちゃん騒ぎここにあり。記憶がどこにもないんだもの。いやーそれにしても楽しかった。貸切っていいですね。まず、響きがいい。またお邪魔します!
翌日、参加者のひとりからメッセージが届く。
「今起きたんだけど、ここどこだ?ロビーに降りたら結婚してる人がいた。記憶もないのに高かった」
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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
- アピシウス ←東京最高峰のレストラン
- ナリサワ ← 何度訪れても完璧
- フロリレージュ ← 間違いなく世界を狙える
- カンテサンス ←この人にはかなわない
- キャーヴ・ドゥ・ギャマン・エ・ハナレ ←世界を狙える日仏料理
- 北島亭 ←私は大食いでわかりやすい味を好むため当店は黄金センター
- デビッドセニア ←大阪帰る度に絶対行くぞー
- オカモト ←QSCAがしっかりしているのは当然のこと、そんなに高くないのが感動的
- アルシミスト ←こんなに魅力的なプレゼンテーションのブーダンノワールを食べたことがない
- メイ ←ブロートウェアが何ひとつ無い
- Parc ←当店ほどまでに重みのある二ツ星は東京ではなかなか見当たらない
- ラ・ファソン古賀 ← 強烈な個性をテーマに据えるドクトリン