ワイン会や牡蠣会など、ことあるごとに私を誘ってくださり、そのたびに私は泥酔して記憶を無くすというビジネスライクな関係です。それでも懲りずに私をかわいがって下さる寛大な女神様。先日の記事で「あたしここ連れてってもらってない!」とリクエストを頂きましたので、日頃の感謝の気持ちを込めてのお食事会です。
プレゼンテーションプレートには毎回かわいらしいお花。
真昼間から背徳的シャンパーニュで乾杯!
まずはあっまーいサツマイモ。おなじみにゴボウパウダーをちょんちょんつけて始まります。
当店はバターでなくリエット。酒飲みにとって危険な配置。
バケットは普通のバケットなのですが、リエットが前提なのでシンプルなもので良いのです。
上質卵はそのままで。シードルビネガーがビビッドな味わいで大好き。
割り方が手馴れたもんですな。
白ワインに切り替えて
ウニとカボチャのソルベ、ナスの煮浸し、コンソメジュレがけ。ライムを削って風味付け。
うーん、毎度のことながら本当に美味しい。ポーションもたっぷり。ウニもどっかん気前良い。
フォアグラのポワレ。和栗のマッシュの程よい甘さがフォアグラと調和して素晴らしい。
当然に赤ワインに移行。
何気にこのタコが美味しかったです。ガリシア風っぽい調理なんですが、なぜか日本酒が飲みたくあった。
セップ茸のポタージュ。強い旨味と森の香り。たまりまへん。
メインはエゾジカ。すんごいデカいの。200グラムはあったと思う。海老芋の滋味も素晴らしい。あと、ソース!ああやっぱりフレンチって美味しいよなあと再認識させてくれるお皿です。
デセールはモンブランに
アイスちゃん。最後まで容赦ない大きさ。ポーション大きいってほんといいですね。何を食べたかはっきりと理解できる。
お茶で〆てごちそうさまでした!前夜のナリサワもブレませんが、当店も全くブレません。ほんと美味しい。
ここで事件発生。カードで支払おうとしたら「ランチは現金のみなんで、、、」ということで、血の気が引いてしまう。私は普段現金っていちまんえんぐらいしか持ち歩かないのです。「あ、いや、でも、額が大きいので、今回はカードOKっす」となんとか助け舟を出して頂けました。ありがたや。
それにしてもマリアとの食事は楽しい。彼女との付き合いはずいぶん古く、互いにうだつのあがらないリーマン時代からの戦友なので思い入れがあるのですね。彼女は現在、不動産事業のほか、クリエイターの派遣業も営んでおり、ワインアパートメントにショールームを構え、近々ワインの輸入業も始めるとのこと。年末にはイタリアのワイナリーと話をまとめてきており、そのワインは近々日本に初お目見えとなるのです。前向き女子。今後も楽しみです。
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