小さな小さなお店なんですが、なんだかものすごく少女趣味的というか
カワイイのである。カウンターにはティファニーカラーのお姫様椅子があったりする。
これあんまし好きじゃないのオホホ。
透明なポテトチップにニシンのマカロン、トマトのビスキュイ。透明なポテトチップは面白くはあるものの、味はただのポテトチップなので、ああ軽くバスク入ってるのかな、というカンジ。ニシンのマカロンは卵がプチプチしていて楽しかったです。トマトのビスキュイはコパンみたいな味でした。
オニオンスープにパルミジャーノの泡。本日一番のお皿です。タマネギのコク、甘み、たまんない。
こちらもクリアすぎてピンと来なかった。
ニンジンにヨーグルトだったっけ?面白いけど、味はただのニンジンにヨーグルトです。
パンは驚くほど美味しかった。岐阜のパン屋から半冷凍で送ってもらってるですって。
久々レストランで美味しいパンを食べた気がします。
おおー!先週ナリサワで飲んだのとまた重複!結構珍しいワインなはずなのにすごーい。
繰り返しますがパンが美味しい。一皿ごとにパン食べるの久しぶりだ。
甘いの来たと思ったら
やはりフォアグラです。ディジョンマスタードのジュレが非常に面白い。また、フォアグラはカシスに数日漬け込んだもので、つまりはディジョンの味覚フェスティバルなわけです。
しつこいようですが、パン。うめえ。
正統派でナイス。
しかし料理はなぜかタラ。しかも爆裂ポーション大。さらには牛タンまでのっている。。。これもうわかんねぇな。全然美味しくないし、レストランで食べる食材ではない。ちりめんキャベツに味が沁みて、かろうじて食べれたですたい。
こちらはなんともヘビー級。メインにぴったり。
お肉もヘビー級。可食部たっぷりで大満足でした。地味に羊のチーズを詰めたラザニアが抜群に旨かった。
カマンベールチーズには生のカリフラワー。個人的にカリフラワーの生ってどうあがいても絶望。
デセールにはチーズに色々練りこんだものに、煙を閉じ込めたカップで蓋をする。煙の香りが漂い食欲を刺激してくれました。
大量のチーズを使用しており、甘味というか、もはやおかずみたいになってただよ。
これは面白い。ムースというか、空気をたっぷり含んだユルいプリンのようなもの。メレンゲと飴細工のアクセントも良い。ただ、量が多すぎて単調に思えてくるんですよね。もう少しポーションを小さくして、もう一皿別のものを用意したほうが女子ウケすると思うんだけど。と、おっさんの私が解説しております。
プチフールはピスタチオの何か。印象なし。
コーヒーもごくふつう。エスプレッソにすれば良かったかな。
うーん、全体として悪くは無いんだけど、良くもなかったです。美味しいんだけれども、惜しい。還元主義的というか、構成要素が多くて夜もバラバラなんですよね。個別具体的には旨い。しかし印象に残らない。あと、店の雰囲気もどことなく影がある。ラブリーな内装なのになあ。サービスも必要最低限。水を向ければ反応がある。そんな雰囲気。常連になれば価値を発揮するかもしれません。
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