マサラパパド。豆の粉のせんべい。散りばめられたスパイシーな野菜たちが食欲をそそり、スターターとして素晴らしい。
サラダはナンでもないキャベツサラダでした。
パコラ?サモサ?ジャガイモと野菜を揚げたもの。日本人には出せない味付けで悪くない。
フィッシュティッカ。平たく言うと、魚のカレー炒めです。香り高い味付けがもうやみつき。本日一番の皿。
タンドリーチキン。スパイスとヨーグルトソースにマリネした骨付きチキンを串に刺し、タンドール釜で焼きあげる。辛くてしょっぱくて酒酒酒。
ピーマンにジャガイモを詰めたもの?これはイマイチ。ピーマンが凡庸なピーマンで工夫なし。サモサとも味つけが重複しています。
シシカバブ。フレッシュハーブとスパイスにマリネしたマトンの挽肉をソーセージのように串にくっつけタンドール釜で焼き上げたもの。スパイシーさ加減で言えばこれが一番強烈だったかも。さらに食欲が刺激される。
カリフラワー。これはちょうど良い箸休め。食材そのものの甘さとスパイスの香りが折り重なって、ほっこりするのです。
チーズナン。ナンにたっぷりのチーズ。本当にインド料理として認められるのかはわかりませんが、まあ、どう考えても美味しいです。
チキンカレー。よくあるインド料理食べ放題に出てくるカレーに近しい。
キーマカレー。こちらもどこにでもあるインド料理屋の味。
ビリヤニ。細く長く香り高い米を用いた炊き込みご飯です。スパイスと米が重なり合って独特の風味。すごく美味しいかと問われると違うかもしれませんが、異国を感じられるという意味ですごくよい。
こちらはバターをたっぷりしたナン。こってりと背徳的な味わいで美味。あと普通のナンもあったけど、テーブルの遠い位置にあったので手が届きませんでした。
ほうれん草のカレー。見た目の割に味は薄い。印象なし。
これはよくわからんかった。フレンチドレッシングみたいな味で、使い道が不明。
5,000円でこの充実度は素晴らしい。辛いからお酒も進んで盛り上がっちゃう。店員は全員がインド人で意思の疎通がうまくいかないことも多いですが、そういうのも含めてエンターテインメントです。
そうそう、6人で予約してて、当日Aさんが来れるか微妙になって、乾杯15分前に代打Bさんを見つけてたのですが、結局終了5分前にAさんが到着し、うーん飲み放題終わっちゃったしどうしようと困っていたら、お店側がタダでビールを振舞ってくださいました。なんて心の広い。
品川駅周辺は良いお店が少ないですが、少し足を伸ばして北品川方面または当店、これですね。
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カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。
- 酒肆ガランス/白金高輪 ←本格派。カレー屋は当店に修行しに来るように。
- ラ・ファソン古賀/代々木上原 ←予約必須。欧風カレーの最高峰。
- ミシュラン星付きレストランを200軒食べ歩いた私が成城石井でいつも買うもの ←お惣菜カレーではトップクラス。
- ケンゾーエステイトワイナリー /六本木 ←野菜が溶け込み甘さを感じる一方で、きちんとスパイスが立っている本格派。
- 香妃園/六本木 ←六本木で遊ぶのに知らないのはモグり。
- ルソイ/目黒 ←インドやスリランカまでスパイスを買い付けに行くカレーマニアが太鼓判。
- 東洋軒/赤坂見附 ←和牛の脂のコクが凝縮され、果物の甘味で包み込み、スパイスでキリリと〆るブラックカレー。
- 印度料理シタール/検見川 ←千葉の僻地で大行列の超有名カレー屋。
- ウルトラチョップ/麻布十番 ←ごはんで食べないカレー。おかわりするレベル。
- コチンニヴァース/西新宿五丁目 ←「なぜここに?」と住宅街に突如現れる本格派。
カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!