お店の軒先にはヒレを干しまくり。期待を煽るプレゼンテーションで良いですねえ。素材は全て天然のトラフグ。冬の醍醐味。
煮こごり。ダシが効いていて美味しかった。アミューズとして抜群に良いですね。
湯引きしたものに酢味噌。これは声が出るぐらい美味しかった。なんとも肉厚でプリプリ。本日一番のお皿。
皮刺し。フグを食べているなあという気持ちになれます。久保田萬寿の一升瓶がバンバカ空いていく。
刺し!これで2人前!なんと贅沢な。もみじおろしの辛味とネギの香味をきかせてパクり!絶妙な歯ごたえ。季節を食べるとはこのこと。
から揚げもじっとりとした旨味に溢れています。フグって熱を帯びると味が濃くなる気がする。
ヒレ酒。美味しい。フグの香りと旨味が凝縮されてお酒に溶け込む。これ発明した人天才です。
ふくちり。大ぶりな身を贅沢にドカドカ投入。しかも皆さんおなかが膨れてきたのかあまり箸がすすまず、じゃあと私がたっぷり頂きました。幸せだったなあ。東京1区で私は一番幸せでした。あと、地味に豆腐とポン酢がすごく美味しかった。脇役が固まっているお店は信頼できますね。
〆は雑炊。上品なふぐの香りを楽しむごちそう。
イチゴちゃんでごちそうさまでした!
いやー、美味しかった。そして何より、昔のメンバーが再集結の会でドリームモーニング娘。的に楽しかった。思い出話に華が咲く。苦楽を共にした仲間って良いものですね。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。