前島食堂のデザートにはここ、長新のまつかさ餅。
黒砂糖のおはぎをひっくり返したようなお餅です。胃の9割が鶏肉で占められていたものの、一気に食べ切ってしまう。美味しいです。少しづつ小分けに生産しているようで、常に売り切れの危険性がある。そのレアさ加減がたまらんですね。
さて、テレビでおなじみ高校生レストラン、まごの店。三重県立相可高等学校の料理部みたいなのが週末限定で運営しています。
松岡昌宏主演でドラマ化もされました。
驚いたのは価格設定。1,300円一本。このド田舎でこの値段は強気すぎ。というか前島食堂よりも高いじゃないか！
閉店ギリギリだったので、選べる定食は「花御膳」のみ。
出汁巻きは本物。きちんと美味しかった。上にのった肉の佃煮もかなり美味しい。
海老の天ぷらは大ぶりのエビが2本。揚げっぷりはイマイチであるものの、田舎の定食屋と考えればそう悪くない。
驚いたのは炊き合わせ。どの材料も適度な火入れ。おそらくそれぞれ別々に炊いています。すごい手の込みよう。
これゎなンだっヶ？印象なし。
から揚げやら魚やらは唐突にぶっきらぼう。冷え切っており、評価に値しません。
ひじきやらもキュウリやらもポーションが小さすぎる。
総括すると、素人にしては悪くないけれど、高すぎる、ですね。ヘンに品数を増やさず、カツ丼とかシンプルなメニューにしてくれれば良いのに。まあ、バラエティに富んだ食事を提供するのも教育の一環かもしれませんが。
それにしても、高い。部活だから給料などは出ないとして、人件費ゼロなのにこの価格。。。うーん、ここで当店を酷評してしまうと子供相手に何言ってんだと人でなし呼ばわりされてしまうのでアレなんですけど、うーん。。。まあ、現役のJKが手作りで提供してくれるJK代と割り切ることとしましょう。
11時に前島食堂、13時半にJK手作りとあまりに食べすぎなので、連れの実家で小休止。
突然オッサンたちがぞろぞろお邪魔し、和室を占領して申し訳ありませんでした。いやー、良く寝た。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
