ZAZPI BIDE/旧市街(Bilbao)

スペインでの食事と言えばバル。バルで食べるもの言えばタパス。薄切りのパンや小皿にちょっとした料理を載せたアレです。語源は「蓋をする」で、飲み物に虫が入らないようにパンでグラスに蓋をしていた、という説が一般的です。しかし、スペイン人に言わせると「そんな由来聞いたことが無い。タパスはタパスである」らしく、本当のところは良くわかりません。

ちなみに串で刺した食べ物をピンチョスと呼びますが、バスク地方においてはタパス全般をピンチョスと呼びます。そう、たとえ串に刺しておらず、クロワッサンに生ハムを挟んだような食べ物であったとしても。
というわけで、初めてのピンチョスはビルバオ旧市街の当店で。
トルティーリャと卵on肉、マッシュルームのピンチョスを頂きます。トルティーリャとはスペイン風オムレツ。ジャガイモがたくさん入っている。南米においてトルティーリャと言えばタコスを巻くトウモロコシでできたクレープみたいなのを指します。どうしてこのような違いが生まれるのでしょうね。
パイナップルの薄切りと肉を合わせたものが意外と美味しかった。良質なコンビーフのよう。
チャコリ。バスク地方の微発泡白ワイン。あまり熟成せずに飲むものであり、アルコール度数も低く、大変に飲みやすい。若干甘いため食べ物を選ぶかもしれませんが、やはりバスクと言えばチャコリ。
その他、ハンバーガー的なものが大人気で、店中のみんなが食べてました。

初めてのピンチョスであり興奮していましたが、冷静に考えるとまあ普通。値段相応の味だったかもしれません。


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