TAMBORIL/旧市街(San Sebastián)


サン・セバスティアン旧市街広場南東。
小さめのお店。そのため大混雑ですごい熱気!
ノリのいい兄ちゃんがテンション高く店を仕切っており、彼と客のやりとりを見ているだけで楽しい。
ここはワイングラスではなく、チャコリ用のグラスで出してくれます。
生ハムのコロッケ。どう考えたって美味しい。
イワシとオニオンの酢漬けを紡いだもの。強めの酸味が舌に響き、食欲が刺激される。
マグロにオニオン、オリーブ。当店は酸味の使い方が特徴的ですね。
スペシャリテのマッシュルーム。パンに油を吸わせて一気にパクり。カウンターには並んでおらず、オーダー制、客の全員が注文しているので、「同じものを」と指差しオーダーすれば良し。
生ハムを挟んだだけのシンプルなもの。こういうのも美味しいんだけれど、どうしてもおなかが膨らんでしまうから、ハシゴを目論んでいるのであれば避けるべきなのかもしれません。
足下は客が捨てていったナプキンの山。そう、サン・セバスティアンのバルではナプキンや殻などを地面にそのまま捨てるのが流儀。したがって、お店の床が散らかっていれば散らかっているほど人気店の証なのです。とは言え、昨今の衛生意識の高まりから、そういうことをする人も少なくなっており、床のゴミのみで店の良し悪しを測るのはちょっとアレなのかもしれません。


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