ANA NRT-CDG 食事

空路を選択する際には全日空が多い。なんかキャピキャピしてるじゃないですか?ANAのほうが。

今回も私のフライトプランを癒着しているCAに事前に伝えておくと、数日前に画像つきで食事の解説LINEが届く。「ちょうど辻留とのコラボメニューがあるけど正直微妙。魚のリヒートが厄介」だと。一方で、洋食は味が想像できてしかも美味しそうだったので、洋食を選択することに。
 離陸前にウェルカムシャンパーニュ。carles de cazaove brut tete de cuvee。イマイチでした。苦味がある。国内線のスパークリングワインのほうがよっぽど美味しい。
 アミューズはチーズバーにアオサの卵焼き、チーズと桃とオニオンのカクテル。これはアミューズとして秀逸。特にチーズバー。オーボンビュータン的な味わいでいきなりワインが進む。
 パンも優等生。美味しかった。

 スモークしたカジキマグロにカモの生ハムにイチヂク。洋食と言いながら結構な和風寄りで冒険してくれます。機上だからとかいう逆贔屓は抜きに、素直に美味しい。
 オリーブのパンも二重丸。
 メインに牛フィレ肉のステーキ。これはリヒートとは思えないぐらい美味。どうやってあの柔らかさを出せるのか。濃い目のピザソース風味付けも上々。大満足です。
 デザートの前にチーズとワインでおなかを調節し、
 桃のムースタルトで〆る。
 コーヒーまでしっかりと美味。

唸るほど美味しかった。空の上だからといって侮れない。陸の上の雰囲気の良いレストランで同じ食事を出されたら、酒抜きで6,000円ぐらい払う価値がある。さらに、ワインが5種も揃えてあって嬉しい限り。まずは全種類を試す。mas picosa white ned goodwin mw selection 2013 capcanesという白ワインが目の覚める美味しさ。思わずこれだけで4杯も飲んでもうただよ。
ちなみにお夜食には一風堂のトンコツラーメン。これまた再現性がすごい。スープに至っては地上のものと同等。参りました。

ちなみに連れは「辻留」に惹かれて和食をチョイス。
 カレイの造りに
 じゃことキュウリ
 カモにエビ、アマダイ。
 問題のスズキの塩焼き。「確かにイマイチ。生臭い」とのこと。ほれみろオレの情報網ナメてんじゃねーぞ。

というわけで、見た目も洋食のほうが美味しそうでしたでしょ? 件の情報源に全幅の信頼を置いた私の勝利である(何が)。ちなみにこれはレストラン選びについても同じことが言えます。すなわちネットの情報やグルメ本、有名人のオススメ、といった類の情報は参考程度に留め、自分の嗜好に合致した直接の友人からの情報を辿るほうが一番手っ取り早いし外れない。
ちなみに連れは夜食にカレー。これはラウンジのカレーよりも数段美味しかった。




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下から上に向かっています。レストランの記事が多いですが、殆どが写真です。


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