Wakiya一笑美茶樓/赤坂

常連氏にお連れ頂いた臥龍居を気に入ったので、今回は一見客として一笑美茶樓へ。臥龍居に比べて席間にゆとりがなくゴミゴミしてる。落ち着かない。あと店員さんも洗練されておらず、ところどころドジっ子がいる。男の。

ワインをボトルでお願いしたのですが、ホストテストもなく勝手に連れのグラスにトクトクと注ぎ始められ、驚きのあまり何も言えませんでした。まともなレストランでボトルを注文してホストテストが無かったのはこれが初めてです。品質を確認するまでもない安物ってこと?でもそれが必要かどうかはお客が判断することだと思います。値付けも高すぎ。小売りの4~5倍。
とうもろこしのスープ。妙に甘くて水っぽい。まずかった。
9種盛り合わせ。12時から時計回りにホタテ、チャーシュー、インゲン、ごま豆腐、クラゲ、鶏、タケノコ湯葉巻き、アナゴ、中央にエビ。チャーシューが美味しかった。
 冬瓜とフカヒレスープのパイ包み。
うーん、パイで包む意図がさっぱりわからない。自信の無さのあらわれなんじゃないかと疑ってかかってしまう。
オマール海老と鶏肉を海老味噌で。ワオ!美味しそう!と飛びつこうとすると、、、
取り分けられ、自分の取り分はたったこれだけ。。。しかも唐辛子食べれないし、実質3口ぐらいで終わりました。
酢豚は2粒だけ。どうしてこういうことになるのか。てゆーかこれで終わり!?信じられない。絶対にこの後じゃんがららぁめんでぼんしゃん全部入りを食って帰ろうと決意。

皿出しも遅い。遅いというか、ポーションが小さすぎるんですよね。他のテーブルを見ていても、誰一人食事をしていない。みんな皿が出てくるのを待っている。20分待って3口食べて、20分待って3口食べて、を繰り返す。さらに、どのテーブルからも「美味しい」というフレーズが聞こえてこない。なんだか悲しくなってきた。

〆につけ麺か担々麺かカレーを用意しているとのことなので、「全部くれ」。
つけ麺。つけだれはまあまあ。麺は美味しくない。
一口カレー。本日一番の皿。しかし2口で終わってしまう。
担々麺。油ばかり目立ち複雑味に欠ける。一昔前の担々麺のよう。

おかわりもございますがとの提案に「もっぺん全部くれ」攻撃。

ジャ
ヴュ。

はあはあ、ようやく満腹になりました。でも、何かが絶対に間違っていると思います。
デザートはマンゴープリンとプーアル茶のゼリー。

なんだかなあ。臥龍居は素晴らしいと感じたのですが、あれは常連パワーだったのかもしれません。人に連れて行ってもらうべき店なのかも。接待とかなら丁度よいのかな。富麗華でも不満足だったけど、高級中華ってこんなものなのかもしれません。がっかりだ。

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それほど中華料理に詳しくありません。ある一定レベルを超えると味のレベルが頭打ちになって、差別化要因が高級食材ぐらいしか残らないような気がしているんです。そんな私が「おっ」と思った印象深いお店が下記の通り。
1,300円としてはものすごい情報量のムック。中国料理を系統ごとに分類し、たっぷりの写真をベースに詳しく解説。家庭向けのレシピも豊富で、理論と実戦がリーズナブルに得られる良本です。

ワキヤ 一笑美茶樓