すし初/湯島

前回お邪魔した際のブログにつき「どんだけ酒と食い物が出てくる店なんだ!?」という問い合わせが殺到。そうです、飲みまくり食べまくりまクリスティなのです。アルコールについて、ワインを飲むのであればナリサワ、日本酒を飲むのであればすし初です。
本日のラインナップは30種とのこと。全部イってみせるっっっ!
集合時刻になっても誰も来なかったので、勝手に始めさせて頂きます。こういう自由がきくのがラクで良いですね。お店の人はたまったもんじゃないかもしれないけれど。
もずくのから揚げ。しっかりと味がついておりビールが蒸発してしまった。
連れと合流。やっぱ乾杯はビールじゃないと絵にならないということでふたたびーる。
トマトを酒粕と塩麹でなんちゃらかんちゃら。サッパリとしつつ旨味もありーの美味しいです。
右からカツオの塩たたき、大トロ、コチ、生カツオ、タイ。塩たたきが直線的極厚カットでナイス。
賀茂茄子の田楽。味噌がたっぷりで喉が渇いてお酒でGO。
東村山の酒。奥行きがある。
こちらは刺身にあわせて華やかなり。
こちらは濁りの効いたリッチな味わい。
鰹節を作るとき、脂がのった部分はポイするらしいのですが、それを焼いたもの。これ大好き。カロリーを感じる。
ふざけたパッケージである。気心の知れた得意先に少量しか出さない場合、作り手が遊びに走ることがあるらしいです。
黄身酢・オン・エビちゃん。エビはもちろん、黄身酢好き。油っぽくないマヨネーズみたい。
鮎。「今シーズン、鮎食べるの4回目だけど、これが一番美味しい」と呟いたのですが、「それってあゆのSEASONSとかけてる?」と恐ろしいツッコミが隣から入ってきた。くわばらくわばら。いや、でもほんとコレ、美味しかったです。焼いてから4時間蒸してどうのこうので、身が美味しいのはもちろん、煮浸し(?)のスープが抜群に美味しかった。
サッパリと舌を浄化してくれる酒。ネーミングがチャラついてるなー。
お金持ちのパイセンと一緒だったので、「どうせワリカンというかパイセンが多めに払ってくれるだろうからウニを2つ」と強気の注文。最近、露骨にタカってくる後輩が少なくなっていたので、こういう扱いされると嬉しいんですって。なるほど、仕方ないな、今夜はパイセンのために一肌脱ぎますか。
青森のお酒。キリっと冷やしてスイスイいける。
アナゴをお酢でサッパリと。サッパリ続きで無限に食べれてしまう。
と、思いきや重量級。芳醇。
こちらもふざけたパッケージ。外人にお土産にしたい。
イカ!ねっとり美味しいなあ。
コハダを二枚づけで。「コハダは安いイメージがあるから寿司屋として高いお金請求できないけど、仕入れ値は決して安くなく、手間も抜群にかかるから、実は儲からないネタなんだよ」とパイセンに解説すると「お前ってほんと嫌な客だな。じゃあコハダ10カンもらおうか」。
サバに
タイのおなか。ああ美味しい。私の胃の中海鮮丼。
赤貝ってまな板にバチンってやるの、好き。
こちらは旨味があるものの爽やかに飲めてしまう危険なお酒。
ヅケ!ヅケって無条件にみんな大好きですよね。私も大好き。
お店の方は私の好みを熟知しているので「エビを挟みましょうか?」とのご提案。のぞむところです。
酒よりも食に完全シフト。ギア入りましたよー!まずはカンパァアチ!「じゃあオレは環七で!」とすっげーボケが隣の席から聞こえてきた。もぅマヂ無理。リスカしょ。
トロトロである。
このお酒はひっくりかえすと
金魚ばちっぽくある。日本酒の作り手って、ワインよりも遊び心があるかもしれません。
卵を挟み、
本命。
「もう一通り出しました、あと出してないのはー、ホタテとアジぐらいですかねぇ」ということで、ホタテと
アジ。全て食べ尽くしたぜ。
〆の巻物はネギトロで。うめー。これにてようやく腹八分目に。
石垣島のパイナポーでご馳走様でした!

いやー、楽しかった。幸せじゃ。当店にお邪魔するたび閉店まで居座ってしまう。だってあんなに酒の種類がるんだもの、キリがないよ。洋食のワインだとバイザグラスは限られてるし、ボトルだと量が多すぎて色々楽しめないし、デギュスタシオンだと下駄を全て預けているようで自由度がないのがアレですよね。一方で和食だと、今回のように好きなものを好きなだけ味わうという狼藉が可能となるのです。あと日本酒ってやっぱ安い。日本酒で何万円もするボトルなんてないもんね。

ごちそうさまでした。次回は秋口にお邪魔しようと思います。とか言ってすぐに行っちゃったりして。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13025204/